『栄電気さん~大工さんがエアコンのガスが抜けたって言うから入れて!』
・・・とお客様から電話。
S様は最近になってごひいきにしてくださるお客様です。
今までの住居を家族が減ったので、リフォームして賃貸部屋を作ったそうです。
その時の大工さんがどうやらエアコンを外した時に冷媒回収できなかったようで?
ガスが抜けてしまったという事です。(伝言なので正確ではありませんけど)
S様には申し訳ありませんが、自分の仕事のエラーを自分で処理できないリフォーム会社の仕事は疑います。
お伺いして確認するのが、何処からガスが漏れたか?
こういう時は、室外機が一番アヤシイ。
リフォームでエアコンを外そうと思ったのだから、最低でもプロなんだから冷媒を回収する努力をすると思う。
室外機でバルブを閉めて。。。。 そんな行動をとったであろう。
そこで冷房にならなくてバルブだけ閉めて、室内機や配管内のガスが抜けてしまったのであろうと推測します。
良く見ると、低圧側にガスが漏れた跡が残っています。
どうやら間違いない。
一度配管を外して、接続部の加工をやり直します。
作業場所はご覧のように、屋根の上なので機材の荷揚げが大変です。
エアコンを取り付ける道具にさらに冷媒を入れる道具も必要なので、この作業は大変なんですよ。
真夏になるとよく簡単に『ガス入れてくれ!』って依頼が来ますが、ガス漏れってそんなに多くはありません。
今回のような一度外したとか、動かしたとか、そういう機会が無いと自然に消耗する物ではありません。
漏れる原因があるのです。
まずはそこを修復しないと再びガスが漏れます。
冷媒漏れは環境破壊にもつながります。
栄養補給のような感覚で『ガスを入れてくれ』というご依頼は当店ではお断りさせて頂きます。
エアコン修理はまずは、購入したところに相談してください。
購入したところで対応が悪かった時にはお受けしましょう。
これで業界内が少しずつ浄化して行けばいいのですけどね。
今まで、ニワカ業者が多かったのでそういう業者が淘汰されていけば健全化していくことでしょう。
少しはこのブログも業界の役になったかな。
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