ここ数日マスコミで取り上げられている孤立死。 以前は独居老人の孤独死が騒がれていたが、今は家族一家で亡くなるという孤立死が問題となっている。
当店のお客様で、母親と息子さんの二人暮らしのお客様が居ました。
息子さんは50代で働いていたが、いつの頃からか? 家に伺うと昼間でも家にいる事が多かった。 だんだん仕事がなくなり、呼ばれると仕事に行くような待遇でした。
その後、仕事は解雇となり、母親の年金で暮らしているという事を聞きました。
ここ1年くらい、姿を見なかった。
家の前を通ると、家は更地になっていた。
近所の方に、尋ねてみました。
二人とも亡くなったという事でした。
母親が先に亡くなり、後を追うようにすぐに息子さんも亡くなったそうです。
まだ50代の息子さん。 仕事が無くなってから家に閉じこもるようになっていました。
母親が亡くなってから、食べる物もろくに食べないで衰弱していったそうです。
こう言う事書くと、人助けの自慢話に聞こえてしまうかもしれませんが、私は、
この一年で二人の命を助けました。 このまま放置したら死ぬかも知れないと思った方を、議員さんと民生委員に連絡し、対処してもらいました。
あの息子さんが、もう少し私と溶け込んでくれたらと、今思えば悔しい思いがこみ上げてきます。
私のような仕事は家の中に入って、時には生活の裏まで見てしまう仕事をしています。
人が発するSOSを敏感に感じるようになりました。
民生委員がその役割を果たすようですが、民生委員の耳までの配線が今の日本には欠けています。
配線なら任せてください、電気屋なんですから。
こういう事に、いち電気屋が協力できるのなら光栄です。
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