毎日、いろいろな頂き物が届く、デコポンが最近多かったけど。
熊本の地震で入手困難になったかな。 頂き物特に野菜や果物で季節感を感じる事が多い。
イチゴはそろそろ終わりかな。 イチゴで思い出しました。
以前こんな事があったっけ。
—— 2009年 3月の記事より —–
レジでお客様と、金銭のトラブルは起きてはいけない出来事です。
980円の買い物をしたお客様が、5000円を差し出しました。
私はお釣りに、4020円返すと・・・
『1万円出したでしょ、お釣り足らないわよ』と指摘されました。
確かに5000円の預かりは間違いありません。
私が『5000円のお預かりですね』と声に出さない落ち度がありました。
『確かに5000円のお預かりでしたが・・・』
そう言っても、お客様は聞き耳を持ちませんでした。
私は、折れて9020円を渡し、その場を終えました。
現場から帰ってくると、イチゴが置いてありました。
なんでも、朝お釣りを間違えたという人が、結局は自分が間違えたと
分かり、余分に渡した5,000円と、お詫びにイチゴを持ってきて
くれたのです。
童話で『金の斧』の話を思い出します。
川に落とした斧を、神様が拾ってくれて、
『お前の落とした斧は、この金の斧か?』の問いかけに。
正直に違うと答えたら、正直者と褒められ、金の斧をもらい。
反対に物欲な者が、わざと斧を落として、神様に嘘をついたら、
『愚か者め』と叱責されたという話。
今回は、この話の筋とは違いますが、商売人としての欲を抑え、
お客様を立てた事で、お金が戻ってき、さらにイチゴまで。
イチゴが金の斧に感じました。
そして、お客様は神様のように。