お店や会社経営している人はもう注文しましたか?
来年のカレンダー。 カレンダーをもらうだけの立場の人は、もう準備するの?と思うかも知れませんね。
毎年夏が終わると、もうカレンンダーの準備をするのですよ。
そして栄電気では例年通り、来年のカレンダーも2種類。
12月になると、カレンダー売り場では2000円くらいで売っているフィルム写真を使ったカレンダーと、数字だけのマス目のカレンダー。
でも、これがきちんと配れない。毎年の課題です。
そんな課題を10年前から引きづってます。
名簿を作って配らなかった為に起きた、カレンダー配りのエピソードです。
これ以降。こちらのお客様へは忘れず、間違いなくお届けしています。
10年前のブログ記事を書き直しました。
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作業車にカレンダーを積んで、今年お世話になったお客様へ配っています。
恥ずかしい話しですが、きちんと管理していません。 普通はいくら以上購入したとか、過去の購入履歴を元に配るのが一般のようですが、ホント恥ずかしいでが、ばら撒くというのが現状です。近くに寄った時などの、たまたまという配り方をしています。
そんな中、とあるマンションへ行った時、今年TVを購入されたお客様へカレンダーを持って行きました。このお客様、過去何回も来た事あるし、いろいろな商品も購入されているので、てっきり、毎年カレンダーは持って来ていると思っていました。
『ピンポーン、栄電気です、カレンダーお持ちしました』
『ああ 嬉しい ウチにもとうとうカレンダーを貰えるようになったのね』
『アレ?今まで持って来ませんでした?』
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『いつも、クリニックの薬局で、オタクのカレンダー見て こんな素敵なカレンダー いったい、いくら位買えば、もらえる様になるのかねぇ と主人と話していたんですよ』
この話しを聞いたとたん、私の涙腺は緩みはじめました。
ここの旦那さんは、今年の5月に亡くなった事を知っていたからです。
『ありがとう、主人から見えるところに飾っておきますね。』
こんなに喜んでくれた嬉しさと、今まで持って来れず、旦那さんに見せてあげられなかった悔しさで、涙がでました。
エレベータで降りる時、待っていた人が数人いて、涙目で恥ずかしく、非常階段で降りることにしました。
北風が吹き込む鉄の階段、12階から降りる頃には、身体は冷え切っていましたが、私の目頭は熱いままでした