エアコンクリーニングの考えた方と方針

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東京が夏日を記録した4月下旬。 

その時にエアコンの冷房を試しに運転した方が多いようで、それ以来エアコンの問い合わせが多く来ています。

エアコンの入れ替えが多い中で、エアコンの洗浄についても問い合わせが多く来ています。 

栄電気では25年前からエアコンの洗浄に取り組んでいて、まだエアコン洗浄が一般的に認知される前から作業していました。 

道具や洗浄方法も、独自に研究したりして作業していました。 

でも最近は、専用の道具も開発され、今では既製品の道具で作業をしています。 

また、エアコン洗浄の業界でもネット集客業社や、ハウスクリーニング業者も参入してきて、競争が激しくなってきました。 

競争となると価格競争です。 

2代目以降割引きとか、早期ナントカ割引とか、広告を盛んにやっています。 

さらに電話での営業。 

面白いのは、それら広告を出している業社が下請け業者を探しているようで、頻繁に電話が来ます。

『〇〇地域でエアコン洗浄の仕事を受けてくれませんか?』とね。 職人も居ないで集客だけしているようです。

こういう業社って、ネットなどで集客して、それを下請けに流すだけなんだよね。 

ここで注意して欲しいのは、作業しに来る業者の技術には差があるという事。 

誰が来るのかわかりませんからね。 利用した人のレビューがあって恐らくそれを信用すると思いますが、あれは良い事ばかり残して、苦情はサイト側で削除できますから、クレーム関係は載せてないのが普通です。 

なんでそういう事が分かるかというと、そのような業者の失敗を私達が尻ぬぐいをする事があるのです。 

『エアコン洗浄したら、動かなくなってしまいました、修理してもらえませんか?』とね。 

全てがそんな業者ではありませんが、毎年そんな相談を受けるのは事実です。 

最近のエアコンは掃除機能が付いていて、構造が複雑です。 

正直言って、私も分解が苦手な機種があります。 

だから、最近は全ての機種は受付しないようにしました。 

特に今エアコン洗浄の需要が多い、5年~10年くらい前の機種は設計にも無理があるようで、複雑な構成している機種が多いのです。

そこで、栄電気では、自店で洗浄出来ない機種においては、メーカーのサービスに委託するよう提携しました。 

製造元のサービスマンなら、体制が整っています。 

対象機種は、フィルター自動掃除機能が付いている機種です。 

フィルター掃除機能が付いてない機種においては、栄電気で洗浄いたします。 

三菱電機の霧ヶ峰においては、分解方法は熟知していますので、全機種、栄電気で洗浄します。 

よく購入時、フィルター自動掃除機能付きは分解洗浄の料金が高いのでスタンダードなモデルが良いという方がいますが、

その為に快適な空調を犠牲にするのはモッタイナイと思います。 

スタンダードエアコンは風の向きの左右調整は手でやります。 直接当たらない風向とか、暖房能力とかスタンダードモデルは劣っています。 

フィルイター掃除以外の機能以外の快適機能を犠牲にして欲しくないのです。

そして、ここ2~3年前の機種からは洗浄についても考慮している設計になっているので数年後は洗浄料金の価格差が無くなるかも知れません。

今回、洗浄したのは、スタンダード機種でした。 

ホントはドレンパンまで外して洗浄したいのですが、この機種は出来ませんでした。 

それでも、送風経路や冷却機器部も薬品洗浄して、さらにリンス剤で親水性を持たせきれいない状態に戻りました。 

エアコン洗浄は、期間限定のサービスとしています。真夏は毎日ガンガン使っていますから、洗浄中は当然エアコンは停止しなくはなりません。 

暑い中、お客様も待っていられないかも? 

そこで、エアコン洗浄は6月までのサービスとしています。

とういうか、本音はエアコンの取り付けの方を優先したいのです。

だって、エアコン洗浄という事はエアコンは使える状態なんだから、それより壊れたり、エアコンが無くいて苦しんでいる人を優先したいよね。

・・・という事で、ご依頼お待ちしております。