ナゼ毛嫌いするのかな?中国人だって義理堅いヨ

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亀戸の中でもウチの商店街は特に中国人が多い商店街です。 

それを嫌う人が居ます。 

確かに文化の違う国から来た人たちです。 でも『日本のやり方』が知らないだけです。 

知らないから、今まで通りの自国のやり方で生活しているだけです。 

教えてあげればいいのです。 

オギャーっと生まれた時は同じ人間です。 

日本とは違う文化や教育を受けて来たにすぎません。  

教えてあげれば分かってくれます。  同じ人間だもの。

特に、日本でビジネスを目的に来日している方は勉強熱心で、日本の文化を理解しようとする人が大勢います。 

日本でいう『義理堅い』そんな人だって居ます。 

そんな事例を紹介しましょう。

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2か月くらい前の事でした。 

480Lクラスの大型の冷蔵庫を探しに来店された中国人のお客様。

カタコトですが、日本語は通じました。

でも、どうしても日本語がスムースに伝わらないと、値段だけの交渉となってしまいます。

『モウチョット、ヤスク』 と連発してました。

そこで、ちょうどこの時期は、冷蔵庫のモデルチェンジの時期だったので、旧モデルがメーカーにあれば安くできるので、メーカーの営業に交渉して商品を確保してもらいました。

『モデルチェンジ、オナジカタチ、モットヤスイよ』なんて事を言いながら説明。

なんとか納得頂いて、注文を頂きました。 

商品をメーカーさんに押さえてもらって、お客様に電話すると留守番電話。 

とりあえず、納期はいつがいいのかメッセージに入れておきました。

それから。。。

1週間がすぎ、再度留守番電話にメッセージ。

2週間が過ぎ、ちょっとあきらめ加減で留守番にメッセージ。

電話番号しか聞いてなかったので、手紙を入れる事もできません。 

やっぱり、言葉が完全に伝わらないとダメか。。。

1か月経ったので、メーカーさんには商品をキャンセルしてもらいました。

なかば、この件は忘れていた矢先。 

あの中国の方がヒョッコリ来店。 

『デンワスイマセン。チュウゴクカエッテマシタ』と。

中途半端に注文しておいて、そのまま中国に帰ってしまって悪いことをしてしまった。

・・・・というような事を中国語入りの日本語で言ってしました。(何となく理解できました)

なかなか義理堅い中国の方で、感心しました。

お名前もなんとお読みするのか? 『ジ』さん? 

お買い上げありがとうございました。 

このご縁と義理堅さに感服し、お礼に、感謝の気持ちをハガキに書いてお贈りしました。