街の電器屋は地域店とも呼ばれます。
その地域に寄り添って仕事をしています。
街の電器店の多くの店はその街を愛しているから、その街に暮らす人の為を思って仕事をしています。
だから基本的に遠くまで行きません。
商圏外にも同じ想いをもったお店があるからその店を利用して欲しいのが本音です。
だから時々商圏外からのご依頼もあるのですが、多くはお断りしています。
でも今回はお受けしました。
こんなメッセージが届いてしまったのでね。

去年の暮れの時期でした。 毎日がてんてこ舞いだったので、引っ越した先でお願いした方が良いと提案したところ。
『エアコンは沼ちゃんに取り付けて欲しい』 と。
こう言われちゃうと弱いのよネ。
という事で、年末の相談でしたが、年が明け時間が取れたので、千葉までエアコン工事に行きました。
暖房が無いので、お客様は毛布にくるまっていました。
(年末年始寒い思いさせてゴメン)
途中の作業風景をお客様が撮影。

なぜか?下半身だけ。
試運転をして暖かくなって、お客様も喜んで頂きました。
ちょっと遠いけど、車で一時間くらい。 これくらいなら行っても支障はない。
『他の事でも頼めますか?』の問いに。 『大丈夫です』と答えました。
商圏ってお店の都合で決めているけど、これってどうなのかな?
今まで自分で勝手に決めていた商圏。
最近は商圏外からの依頼も増えて来た事だし。
これからはお客様の熱量で決めようかな。
どれだけ?私を必要としているのか?
その熱量を私に伝えてくれたら、遠くまで行こうと思う。
貴方の想いを伝えてね。