江東区亀戸で電気屋やってます、『沼ちゃん』 こと栄電気の沼澤です。
電気屋って仕事はお客様の家の中に入っていく仕事なので、様々な出来事があります。
そんな出来事をこのブログでは2005年から書き続けています。
涙あり、笑いあり。仕事以外の事も時々書いています。
さぁ、今回の出来事は・・・
亀戸2丁目団地というのは、この地域の業者の中ではもっとも危険なエアコン工事の場所として知られています。
栄電気では、真夏の時期はお断りする事がある現場です。
この現場を受けてしまうと、時間がかかり過ぎて、他の人の迷惑になる事が多いからです。
そして、実は窓を開けると風通しが良くてもっと酷い環境で暮らしをしている人を知っている私としては、少しは我慢して!って言いたくなってしまいます。
この夏も、お断りした方がいました。 申し訳ありませんでした。
でも、今回は少し状況が違います。
依頼して来たがが、成年後見人と言われる司法書士さんからの依頼でした。
成年後見人というのは、認知症とか自分で判断できない人に代わって、財産の管理などを行っています。
今回、成年後見人(司法書士)が管理しているIさんの部屋にはエアコンが無く、このままだと生命の危険を感じエアコンを導入する事になったそうです。
私は状況を聞き、お断りするどころか、すでに予定が入っている別なお客様(U様)に連絡し、I様の為に別な日に延期してもらえないか?お願いをしました。
(U様ありがとうございました)
作業は、とても危険な場所です。
この30センチほどのひさしのような場所に降りて作業をしなければなりません。
エアコンの室外機はこのようなカゴの中に入れる仕様になっています。
降りること自体は安全帯とロープを使って安全確保しているので安心ですが、一番怖いのは物を落とす事です。
工具や部材など落として下を通る人や車に損害を与えてしまうかも知れません。
作業は必ず二人で行います。 使う道具は手渡しで確実に受け取り、使い終わったら手渡しで部屋の中に戻します。
暑さと疲労でつい冷静さを失うのが一番危険です。
適時休憩をとり、こうして時々撮影するのも実はとても落ち着く事につながり必要な作業だと思っています。
私は仕事中に良く写真を撮りますが、物事が客観的に見る事ができ、作業方法で悩んだ時も写真を撮る事で、別な視点が見えて来て問題解決につながる事が多々あるのです。
無事にエアコン室外機を設置する事ができました。
こういう作業というのは、正直言って作業中はキツイです。怖いです。 出来ればやらないで済むのであれば。。。
そんな事を思ってしまうのです。 私が勉強している『エクスマ』の中で、『嫌な仕事はやらない、楽しい仕事をやる』ってあるんだけど、この仕事はエクスマ的じゃないなぁ。
そんな自問をしている時に、藤村師匠からガーンと届いたツイート。
作業中の過程はそりゃ楽しくないよ、ツライ事多いよ。 でも、そうこの仕事は感謝され、喜ばれる仕事なんだよね。
終ったあとの充実感。
この事が嬉しくて、楽しいから、この仕事をやっているんだよなぁ。
Iさんリモコンの操作は出来ないのでヘルパーさんが操作するらしいのだけど、きっと今頃は涼しくしているんだろうな。
涼しそうなIさんの顔を想像できる事も、私には仕合せな事なんだと気が付きました。
ご訪問ありがとうございます。
お役に立ちましたでしょうか?
当ブログのトップページはこちらです。
フェイスブックのリンクは時々外れるので、
ブックマークに登録してもらえると嬉しいです。
以下のバナーを押して頂くとブログランキングがあがるようになっています。
多くの方のお困りごとの解決への近道となります。
江東区は皆様のおかげで、とりあえず1位をキープしています。
にほんブログ村
他の方のブログも見てあげてくださいね。
東京都のランキングは今日は何位?
にほんブログ村
#亀戸 #電気屋 #エアコン工事 #照明
ご協力ありがとうございます。