ネジを締めこんでいる時にショートして停電になってしまった。

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『バシぃ!』と小さな火花と同時に部屋の電気は消えました。

その原因は私にあり、どうして停電になったのかも0.2秒かからず分かりました。 

エアコンの設置作業において、室内機を固定するために背板と呼ばれる据え付け板を固定する作業があります。 

壁の材質によって、様々な固定方法があります。 

今回の部屋は石膏ボードで、GL工法というダンゴ状の接着材で貼る方法の壁でした。 

私はボートアンカーと呼ばれる、据え付け板を固定する為のネジを固定するアンカーを壁に穴をあけて取り付けていました。 

この時の穴をあける作業で、この事故は起きたのです。

写真下に見えるコンセントの配線が据え付け板を固定する壁の裏側を通っていたのです。 

四角に開けてあるのは、この事故を修復する為に私が開けました。 

起きてしまってから思えば、この位置に電線が通る事は考えられない事は無い。 

でもなんかツイテ無いとしか言いようが無い。 

古い壁紙が見えますが、この位置に以前もエアコンがあったので、どうしてもこの位置にビスは打ちたいのです。

修復において、このように少し壁に穴をあけて中の電線を取り出し、接続をして元に戻すという策をしました。 

ところが、余計な事に? この電線が壁の中で固定されていて、動きません。 

わずか、30センチくらいなのですが、電線を繋ぎ直して同じコンセントの位置に収めることが出来ないのです。 

うーーむ悔しい! 

仕方がありません。 室内機の左横に新しくコンセントを設けることにしました。 

この辺に。

(完成写真忘れました)

このリカバリー作業に1時間くらいかかってしまいました。 

でも、こういうのも経験ですよね。 

工事初心者だったら、どうしていいか?悩んだと思う。 

実は2年目前も同じような事をやってしまいました。 

『僕たちの失敗』

同じ失敗を繰り返さずにするにはどうしたらよいか? 

これには壁裏検知器で調査するのが一番です。 

でもこのエアコン作業において、それを実施する人はまず居ないと思います。 

小さなビス穴ですからね。 これには運に頼るしかないかな? 

あとは職人的な勘をもっと磨くとするかな? 

そしてリカバリーする技術をもっと磨いてね。 

失敗をしてもこの経験は良かったと思ってます。 

ビルゲイツは言っています。 

『成功を祝うより、失敗から学ぶ方が重要』だと。