夏休みが終わり、一時涼しい日が数日あり、再び猛暑。
エアコンもフル稼働のようです。
ここ数日多かったのが、エアコンの水漏れの問い合わせ。
実際に伺って対処したところ、共通点がありました。
夏休みに出かけていて、エアコンは使っていなかった。
それまではほぼ24時間つけっぱなしにしていた。
この共通点と、水漏れした原因。
排水経路で詰まっていました。
この詰まっていた物質を観察したところ、なんとなく分かってきました。
ナゼ?今まで問題なかったのに今の時期にエアコンの水漏れが発生するのか?
夏休み前の仕様状況は毎日24時間エアコンを使っていたので、水も常に流れていました。
ところが、夏休みで出掛けていたので、エアコンを数日間停止していました。
この停止していた期間に水漏れの要因が発生したと推測しました。
この詰まっていた固形物を見ると、水に溶ける物質のようです。 元は微粒子なので、水と一緒に流れていくと思われます。
ところが、エアコンを停止していた期間、この微粒子は排水経路で留まり、固形化してしまったようです。
この固形物が排水経路で詰まり水漏れを起こしていました。
また、別の事例では、詰まっていた物質はドロドロとした片栗粉を溶かしたような液体でした。
これは水が腐敗し水カビが増殖していたようです。
これも、水が常に流れていれば発生しなかったと思われます。
中途半端に滞留していた水にカビが発生し、このようなドロドロした物質に変化し、水の流れを妨害していたのだと思います。
それぞれの案件ともこの排水経路の障害物を取り除いて水漏れは収まりました。
それでは、これらを防ぐにはどうしたら良いか?
確定ではありませんが、夏休みに出掛ける前にエアコンの内部をしっかり乾燥させてあげるのが良いと思います。
最近のエアコンは内部乾燥がありますのでその機能を使うのも良いと思います。
もしくは、思い切って暖房に切り替えて乾燥させるのもアリだと思います。
9月になると冷房を使ったり、使わなくなったりしますよね。
こういう時がやはり、水漏れがおきやすいのです。 よくあるのが、翌年に初めてエアコンを運転した時に起こる水漏れ。
それも今回の原因と同じだと思います。
今まで内部乾燥の機能を使ってない方も、9月になったら使う事をオススメします。
そして、この夏もう冷房を使わないと決めたら、暖房運転をしてカラカラに乾燥してしまいましょう!
これで、来年も快適に使える事でしょう。