リフォーム会社が放棄したエアコンを手直ししました。

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半年前の事でした。
エアコンから水が漏れるという事で訪問しました。
確認すると、びっくり!
こんな施工はどんな素人でも行いません。
エアコンの配管か天井近くを配管し、外に出てます。それが水の流れるドレンホースと一緒に。これだと当然水は流れず室内機から水が漏れて来ます。
話しを聞くと、部屋を増築した時にこのようにしたそうです。
真夏の時だったので応急処置として水の流れるドレンホースだけ下に下ろし、バケツで受けて使ってもらうようにしました。
そして、この施工は明らかに欠陥工事です。リフォームした業者に改修してもらうように伝えてその時の仕事は終わりました。
年があけ数ヶ月たって、相談がありました。
『リフォーム業者は何もやってくれない!』
どうやら逃げたようです。 泣き寝入りです。 
確かに考えてしまいます。窓を開けると隣りの部屋の壁。 
取り付け直しは困難。 
そこで、ドレンホースだけなんとかならないか検討したところ、増築した壁の隙間にホースが通る空間を作れる事がわかりました。 
この隙間に穴を開けて。

エアコンの室内機から水の流れるパイプを通し。
壁外に出しました。
増築した部屋のドアがある為、下を通しで排水溝までパイプを伸ばしました。
お客様もこれで安堵。 
リフォーム業は今いろいろな業者が参入しています。 
事務所を構えず自宅兼事務所の所も多数あります。 
そのような業者全てではありませんが、トラブった時に所在不明で逃げてしまう業者は存在します。亀戸では、かつてそれで被害を受けた方を多数知っています。
今回は亀戸ではありませんが、あの当時の事を思い出す出来事でした。
業者選びはお客様それぞれの考えから決めると思いますが、実際に利用した人から評価を聞いてから選んだ方が良いと思いました。