介護ヘルパーさんから、電話番号を聞いたという事で相談の電話がありました。
内容は。
『10チャンネルが映らないので見て欲しいという事でした』
当店で販売したお客様なら、これを聞いたらすぐピーンと分かるのですが、
状況はわかりませんので、とにかく見に行くことに。
訪問すると、デジタル放送用のチューナが設置されていました。
高齢ではありませんが、介護を受けている方で、誰が手続きをしたか本人も分からない
まま地デジチューナが設置されたという事でした。
こちらのお住まいは、アンテナ設備は整っており、地デジチューナがあれば環境は
整っています。
さてご依頼の 『10CHが映らない』というハナシは、
そう、デジタルでは5CHに変更になったという説明でした。
同様に7CHについても。
・・・・それだけ と思うかもしれませんけど。
それは健常者の目線でモノゴトを考えているからです。
アンテナと地デジチューナをばら撒けば、それでいい。
政府の安易な政策の結果の地デジ難民です。
この方は環境は整いましたが、きとんとアフターを受けない為に地デジ難民
になってしまったのです。
人によっては、チャンネルが減って『不景気でTV局もつぶれたか』
そう思う人も出てくるかも知れません。
今まで押さないボタンは、こういう方はまず押しませんからね。
『5番と7番かそれと2番 そうか ややっこしいなぁ』
この『ややこしいなぁ』を理解してあげられますか?
ホントはこう言う場合、お代は頂かないのですが、当店はボランティア会社
ではありませんので、500円頂きました。
総務省から正規料金を頂きたいくらいです。
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