増田さんやキツカワさん、プライムワークさんや、ELサービスさんは、アンテナ業社四天王とも呼ばれています(笑)
彼らのブログの登場する測定器の写真。
こういのね。
これの数値の意味が分からないという質問を受けました。
初心者向けの内容が多い私に、この役が回ってきたみたいです。
まずは、横に伸びている棒グラフがありますね、これはこの測定器の入力レベルを表示しています。 地デジをみるには46d(μV)から89db(μV)までと規定されています。 この写真だと65dbくらいありますね。
これを直接同軸コードでTVにつなげばTVは見れますが、普通は各部屋に分配されるわけです。 この時、どれくらい分けるか?、またその長さは?、コードの劣化は?これらの要素で、電波の量が落ちて行くのです。
そういうのを想定しながらTVまでどれだけこの数値が落ちるか計算するのです。
この数値が46以下になるようであれば、ブースターと呼ばれる増幅器でレベルを上げる必要があるのです。
ちなみに、上の写真では 地デジ(UHF)の21CH(東京ではフジテレビ)の電波を測定しています。
次にC/NとBERについて。
上記のレベルを電波の量とするなら、C/NとBERは質と言っていいでしょう。
いくらレベルが高い数値でも、この質が悪ければ、TVは映りません。
C/Nの数値は25より高ければ良いとされています。実際は25より低くても受信できます。
BERは0.00が最良です。X.XXE-5とかちょっと難しい数値が出てきますが、
・・・E-6 とか ・・・E-7であれば受信できます。
このように、アンテナを工事するにあたって、電波の量と質を測定しながら
施工していくのです。
こんな感じで、四天王のブログを御覧ください。
ちなみにこれは UHF 27CH(東京ではNHK総合)です。
読んで戴き、ありがとうございます。
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