最近ではあまり見ることが少なくなった、爪つきヒユーズ。
古いアパートなどでは、いまだに使っている所が多くあります。
配電盤の白い四角いヒューズケースをバコンと開けて、ネジを
緩めて外し、この爪を引っ掛けて取り付けるという作業。
昔はお父さんの威厳を発揮するシーンだったそうです。
真っ暗に停電した時、お父さんがこのヒューズを交換して、
部屋の明るさを取り戻した時、『お父さんは凄いんだぞ!』と
子供たちに知らしめる場面であったのです。
でも今じゃ、ブレーカがバチンと落ちて、おじいちゃんが使っている
孫の手なんかでヒョイとあげて、子供たちでも出来てしまいます。
そんな爪つきヒューズが、よく切れる時期がこの冬なのです。
電気ストーブ、コタツ等々。一つのコンセントから電気を多く使う器具を
一度に使うと、ヒューズが切れるのです。
たまに、切れないヒューズにしてくれ と頼まれますが、こりゃダメ
ですよ。 切れて安全を守るものがヒユーズなのですから。
切れなかった、火事になりますよ。
それより、コンセントの見直しをして配電盤からの配線を増やす事を
おすすめします。
もっとも、こういうヒューズじゃなく、安全ブレーカに変更も同時に
行った方がいいですね。
モチロン、当店で工事もいたします。
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