真空断熱タンブラー

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男はひどく疲れていた。

家にたどり着くまで何度も腰をおろし、休んでは歩きを繰り返した。

今日の昼食は作業の集中で気が付いたら3時になっていた。 
菓子パンを缶コーヒで流し込んだ。

3時以降、何も口にしなかった。 喉の渇きと空腹そして疲労はピ-クに達していた。

3時以降休憩する時間が無いワケでは無かった。
自販機でいくらでも買う時間はあった。 

しかしあえて、口にしなかった。 

今、そう、この喉の渇きと疲労のピークをこの時間に持って行きたかったからだ。

男には帰宅後の楽しみがあった。 その楽しみを満喫するため3時以降はストイックな行動をしていた。

男はそっとそれを取り出す。

真空断熱のタンブラーだ。

これに冷えたビールを注ぐ、初めは高い位置から注ぎ、泡が出来たら、ゆっくり、ゆっくり。 
理想的な泡が完成。 

タンブラーは真空断熱なので保温効果は絶大だ。外側も結露しないのでいつの間にかテーブルビチャビチャという事も無い。

初めの一口はイッキにタンブラーの半分を飲み干すとしよう。 口に泡のヒゲが出来る。 

幸せのひと時だ。今日の仕事の苦労を忘れさせてくれる。 

2口目は風味を味わった。ホップの香りがこのタンブラーだとひときわ違うようだ。 

2杯でこのタンブラーでの楽しみは終わる。 

3杯目は、タンブラーを変える。

実は3杯目は芋焼酎にするようにしている。 

夏でもお湯割りで飲んでいる。 

この小型のタンブラーは真空断熱なので、お湯を冷めにくくできる。

好物のカツオを一切れ口に入れる。 そしてそれを芋焼酎で流す。 

口の中が土佐を旅したアノ味を思いだす。 

『ウツボ食べそこなったなぁ』 ふとつぶやく。 

また高知、四万十川を旅したくなった。いや今度は仁淀川の方が良いかな。 

男は連休なのにどこへも行けず、世間からいろいろな報告を受けるたびに、酒を飲み感傷に浸るのです。

昔行った旅先の写真を眺めながら。 

疲労回復と、安らぎの為に、真空断熱タンブラー いかがでしょうか?

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