地震時の火災を防ぐ分電盤

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昨日、阪神淡路大震災のNHK特集で地震の時に瞬断できるブレーカーおもりの紹介があったそうです。

おそらくコレだと思います。

私は、これはおススメできません。 いきなり真っ暗になったら準備していた避難道具の場所だってわかりません。

人間はいきなり真っ暗になるとパニックになります。 NHKは安易にあのような商品は紹介してほしくないです。

今朝早速 お客様から問い合わせがありましたので、過去の記事を引用して、こういう商品もある事を報告しておきます。

—- 以下 昨年の 記事 より ----

都市部において、震災時の被害の大半は火災と言われています。

冬のこの時期、大地震が発生したとしましょう。 

暖房器具は何をお使いですか? 石油ストーブは振動が起こると消化するようになっています。

ガス機器というのは外のガスメータが感知してガスが止まるようになっています。

ところが、電気というのは地震があっても、個別で切れるのではなく、送電経路単位で切れるようになります。

今、アイロンかけをしていたと仮定します。 

大地震が発生しました。 

送電所が被害を受け一帯が停電しました。 

照明が消え懐中電灯片手に近くの小学校に避難しました。 

被害が分からない状況ですが、ライフラインのうち、電気というのは比較的早く復旧すると言われています。

災害から24時間後電気が復旧しました。 

照明の明かりが灯って安堵もつかの間・・・・ 

各家庭に電気が通電されました、地震の前に使っていたアイロンも電源が入り。。。そこから出火。

半壊された家の配線が破損し、そこで接触不良を起こし出火。 

同様の家が各地に発生。 一帯で次々と火の手があがりました。

大震災時、避難するときは家のブレーカーを切って避難しましょう! 

そんな事をうたっていても、実際はそんな余裕もなく誰もやらないで避難すると思います。

そこでお国もその対策として、感震装置を分電盤に取り付け電気を自動で遮断するように推奨しています。

ここで大事なのは大地震が来てすぐに電源が切れては避難に支障をきたします。 

よく簡易感震ブレーカとして、ブレーカーのレバーにおもりを付けるタイプがありますが、あれだとすぐに電源が切れて照明が真っ暗となり夜中だとパニックになってしまいます。 

このタイプはおすすめできません。  

おススメするのは、地震が起きてから数分の猶予を持って切れるブレーカです。 

例えばこの分電盤。 デモとして30秒で切れますが、通常は警告アラームと共に3分後に切れるようになるのです。


震度5以上で反応するようになっています。

分電盤を交換しなくても追加で感震ブレーカーというものも取り付けできます。 

いつ来てもおかしくないと言われている、大地震。 

避難しても次にくる大火災までは皆さん考えてはいないと思います。 

それを防ぐ大事な設備です。 

皆さん是非考えてみてください。

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