IH調理器の隠蔽配線、業界用語:忍者配線

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ガス台から、IHクッキングヒータに交換するにあたって、電気の配線が
ネックになる時があります。 戸建て住宅なら天井も、床下もゆとりが
あるのですが、マンションとなると、床下が使えず天井裏での勝負と
なります。 でも大抵、梁にぶつかり一部露出したりします。 

今回すべて隠蔽で出来たので、ご紹介します。(今日はチョット写真多いヨ)

まずは、全体図。 今回IH調理器と、ビルトインオーブンの交換です。

レンジフードの上を開け、天井裏を見ました。ココからできるかな?

配電盤を見ました。隣はトイレです。そしてそのトイレの向こうはキッチン。

トイレの天井はダクト換気扇・・・コレは使えそうだ。

配電盤-> トイレの天井-> レンジフードの上-> 天板下 という
配線ルートを考えました。
はたして・・・

トイレのダクト換気扇を外します。

配電盤から、線を通すとこの穴が中継ポイントとなります。
レンジフードを外し、天井に通線の為の穴を開けました。 

トイレから、レンジフードまで、私の奇妙に曲がる腕を利用して電線を
通しました。そして、天板下まで電線を通します。

ビルトインオーブンの下も少し、開口し電線を通します。

通った。 ココまでくれば、後は設置するだけです。


交換前のガスコンロと、ビルトインオーブン。外し始めて写真慌てて撮りました。

きれいに収まりました。