エアコンの室外機を屋上に置く事は良くあります。
室内機は階下なので、配管が壁面を立ち上がるように取り付けます。
この時に気になるのが、配管の劣化です。
紫外線と熱で配管がボロボロになってきます。
正確に言うと、配管は銅で出来ているので、ボロボロにはなりません。
それを覆う保温材がボロボロになるのです。
ボロボロになるまでには10年くらいでしょうか。
もしエアコンの寿命を10年と考えると配管の寿命も同じと考えても良いかもしれませんが、
施工する側としたら、20年くらいはボロボロにならないで欲しい。
だって、毎日通る場所で、自分の取り付けたエアコンの配管がボロボロになっているのを見るのはつらいでしょ。
お金を出してもらええれば、スリムダクトと呼ばれるプラスチックのカバーで配管する手もあります。
今回のお客様の所も、こちらの方がよろしいのですが、高所でスリムダクトをする為には足場を組まなくてはなりません。
費用的に現実的ではないので、極力配管がボロボロにならない工夫をしました。
通常、配管はこのように階下から立ち上がってきます。
ここでコーテープを巻きますが、私の場合、屋外は粘着性のテープ(テープの裏に糊が付いてます)を使用します。
粘着性のテープであれば、もしテープがはがれてかけても、部分的にはがれるだけで済みます。
これが糊がないテープだと、はがれ始めるとスルスルっと次から次へと剥がれしまうのです。
耐候性もこのテープの方があります。
そしてテープを巻いてから、更に耐候性を高める為に、エアコンストッキングを取り付けます。
このように最初はガバガバの袋状ですが、水分を含ませ乾かすと、ピッシリと貼り付いて仕上がります。
だんだん締まってきました。
最終的にはもう少しピッタリしましたが、写真は撮り忘れました。
これで20年はボロボロにならないで済むと思います。
ちょっとしたひと手間で、寿命は長くなります。
当店のお客様には損はさせない、得をして欲しい。
そんな考えを持って、いつも作業をしています。
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