賃貸マンションのオーナー様より、空き部屋にエアコン設置のご依頼を受けました。
賃貸物件ですので、エアコンの機種はスタンダードタイプ。 施工方法は一般的な標準工事です。
費用をかければ、スリムダクトのカバーなどを使いますが、人が入れ替わる毎に入れ替えるエアコンの場合はコスト優先となります。
それでも、出来るかぎり丁寧に施工します。
マンションですので、配管を通す穴はあります・・・でもベランダの壁面になくお隣の部屋の壁面に。
となると、一度隣の部屋を通過してベランダに配管します。
ホントはこれだと標準工事じゃなくなるんだけど、いつもご依頼してくれるK様なので。
室内機を取り付けるに当たり、石膏ボードのアンカーを使いますが、ココの壁は長いビスだと躯体部にあたってしまいます。
ボードアンカーはしっかり止まるのですが、ビスが長いので、ビスを加工します。 短くしました。
数本まとめて短くしました。
これでしっかり室内機の据え付け板が固定されました。
水平もバッチリ決まってます。
お隣の部屋との関係はこんな感じ。
配管を接続します。 配管の接続面には冷凍機油に粘着をもたせた液体を塗って、冷媒漏れを防止しています。
これには賛否あるようですが、私の中ではフレア面を注意深く見るという役目もあります。
配管を接続する部分をフレアと呼び、2個のナットがあります。このナット部は運転時に温度の差が出ます。
このフレア部同士が接触すると、温度差により熱置換が起きたり、ナット部の温度差で亀裂が生じないか?
そんな心配から、補助パイプの間に保温材を折りこんでおきます。
配管の接続部分は、さらに『包帯』と呼んでいる布で、隙間をカバーする事と段差を軽減、保温の強化を兼ねて巻いておきます。
室内を通るドレンホース(水が流れます)には、断熱材を巻いておきます。このホースには冷たい水が流れるので、湿度によってはココに水滴が付く恐れがあるので、防ぐ為に断熱しておきます。
配管、電線、ドレンホースが室内機から、隣の部屋を通り、ベランダへと通しました。
完成。
今回のお客様K様は、市場予測から、今年のエアコンは値段が上がると予想していたので、このエアコンは半年前に予約を受けていました。
2014年モデルなので、お安くできました。
帰り際、ご自宅のエアコンの入れ替えも承りました。
こういう依頼は嬉しいですね。
K様、ご依頼ありがとうございました。
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