新築時ハウスメーカーさんが取付けたエアコン。 このたび入れ替えのご依頼。
さぁ、困った。 エアコンを取り付けてから神棚を取り付けたようで、このままではエアコンを取り外す事も出来ません。
柱?がぶつかってしまいます。
事前に調査していたので、どうするか? 同業者の仲間などいろいろな方と相談。
神棚を動かす事はあまり良くないそうです。そこで前面にある柱を動かす事にしました。
諏訪大社の御柱のお祭りごともある事だし、柱の移動なら大丈夫。 そもそも人間あっての神様。
その人間の生活を阻害するようじゃね。 神様にも協力してもらわなくちゃ。
お客様に作業の方針をお伝えして、作業となりました。
作業にあたって、まずは神棚に手を合わせ、少々騒がしくなる事をお許し願いました。
今回の件で神棚についていろいろ勉強しました。 神棚にある手前の飾り板は雲板と呼びます。
神棚の上は基本的に天空でなければいけないのです。 そのため雲板が、雲(天空)を意味しているのだそうです。
今回の作業で一時的に雲板を外します。 そういう時は紙に『雲』を書いて貼ると良いそうです。
これでエアコンを取り外せます。
この柱を切らせてもらい、左に移動します。
柱を切らせてもらいました。
エアコンは隠ぺい配管なので、このように浮かせないと外せないのです。
既存のエアコンの背板は穴の位置の関係で加工してありました。
ちょっと難工事の予感。
カーテンの位置や雨戸の位置の関係で配管の位置がこのようになったのだと思います。
新築時は良いのですが、入れ替え時はこういう時は大変です。
新しいエアコンの背板も加工しました。
カーテンレール、神棚、天井。ギリギリの作業です。
室内機はなんとか完了。
柱を移動し、雲板も加工して 神棚も無事加工が終了しました。
最後に再び、神棚に手を合わせ、作業の無事のお礼をしました。
この依頼を受けてから2週間悩みました。 神棚を加工すると罰があたるんじゃないか?
いろいろな方からのアドバイスをもらい、人間あっての神様なんだから、生活を助ける行動なんだから良いのでは?
そんな理屈で自分に納得させました。 そして出来る限り神様を敬う仕業をする事を心掛けました。
たかがエアコン工事って、気にしないで、バンバン作業する人もいるかも知れません。
『出来ません』って断る業者もいる事でしょう。
でも、悩み考えれば、こうやっていい結果が得られるじゃないですか!
自分でも今回は大変勉強になりました。
M様、ご依頼ありがとうございました。
ご訪問ありがとうございます。
お役に立ちましたでしょうか?
当ブログのトップページはこちらです。
フェイスブックのリンクは時々外れるので、
ブックマークに登録してもらえると嬉しいです。
以下のバナーを押して頂くとブログランキングがあがるようになっています。
多くの方のお困りごとの解決への近道となります。
江東区は皆様のおかげで、とりあえず1位をキープしています。
にほんブログ村
他の方のブログも見てあげてくださいね。
東京都のランキングは今日は何位?
にほんブログ村
ご協力ありがとうございます。