今年の5月にリサイクルショップでエアコンを購入した方が、エアコンを入れ替えて欲しいと相談に来ました。
まだ数か月なので、いくらリサイクルと言えども保証があると思って、購入したリサイクルショップに相談するよう促しましたが、
アヤが付いて縁起悪いという事で、早々にお金も支払って頂き、入れ替え工事となりました。
うかがって、ビックリ。
まだ新しいじゃないですか!
2013年モデル。
工事代込で5万円だそうです。
ここで何が?このエアコンが悪いのか? 考えながら解体します。
冷媒回収作業して気が付きました。 冷媒不足です。
それなら施工不良か? 違うようです。
室内機の補助配管が溶接されていました。
ここで推理をします。
恐らくこのエアコンは、素人さんが外してリサイクルショップに持ち込んだのではないだろうか?
プロが外したのなら、室内機のこんな所を切らないはず。
リサイクルショップのエアコン担当者は、溶接の技術を持っているので、ココを直し設置したのではないか?
設置したのは5月なので、試運転の時に何となく動いたので、もしかしたらこれで良し! としてしまったのではないだろうか?
そんな事を推理しながら外し、新しいエアコンを設置しました。
日本製が良いという事で、三菱の霧ヶ峰で。
リサイクルショップのエアコンについては否定しません。
不要になったエアコンの再利用ですから、流通としては良いと思います。
ただ、どうしてもエアコンというのは工事が伴います。外すにも取り付けるにも。
売る方の方は、出来るだけ高く売りたい。 そうなると自分で外してしまう人が居るのです。
自分が使わない処分する商品ですから、外見だけきれいにしてガスが抜けようが抜けまいが、お構いなし。
そんな心境な人が多いのではないかな。
そんなエアコンがリサイクルショップでは流通してしまうのです。
そこで、もし中古のエアコンを購入しようと考えている方がいましたら、ちょっとアドバイス。
取り外した人が明確なエアコンを購入してください。
リサイクルショップのエアコン担当者なのか? 電気屋なのか?
出所が不明なエアコンは避けたほうが無難かも。
逆に、我々電気屋が外す場合、取り付ける方が安心できるような事をすると良いと思いました。
実際に私が引っ越しなどで外す時は、メモ書きを書いて室内機に貼っています。
『冷媒回収問題なく完了しています、リモコンは室内機の中にあります』 とかね。
業界で暗黙のルールができたらいいかも。
さて、今回のエアコン工事、お客様は『大変勉強になった、5万円はドブに捨てたけど』
ちょっと気の毒に思いましたし、思いっきりの良さに既設のスリムダクトの工事は別料金なんだけど、標準工事扱いとして
オマケしちゃいました。
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