毎年の事ですが、冬になるとコンセントが焦げるという現象が発生し、緊急対応します。
東京の冬は乾燥しているから、火事がおきやすい。
乾燥しているから、コンセントが焦げるのとは違いますからね。
むしろ乾燥しているからと加湿器が原因だったりもします。
今回は、ナゼ?冬にコンセント火災が多いのか、解説しますね。
江東区亀戸で電気屋やってます、『沼ちゃん』 こと栄電気の沼澤です。
電気屋って仕事はお客様の家の中に入っていく仕事なので、様々な出来事があります。
そんな出来事をこのブログでは2005年から書き続けています。
コンセントから煙が出て気が付いたから良かったですね。 これが冷蔵庫の裏だったり見えないところだと大きな火災になっていたかもしれません。
こんな焦げたコンセントをこの時期電気屋は何回も見ています。
冬に多いコンセントからの出火。
これは安易な暖房器具の使用による原因が多いと思います。
栄電気でも売っていますが、この手の電気ストーブ。
ちょっと寒いからと、机の下で使っていたりとどこでも簡単にコンセントの挿せば使える電気ストーブ。
電気ストーブだけではありません。電気ファンヒーターや、オイルヒーターなども安易に使いますね。
でもこれらって電気の使用容量が大きいのです。
器具の裏の銘板みてくださいね。
コタツのヒーターは500wあります。
電気カーペットは2畳タイプで500W
電気ストーブは1000Wくらいですから、家庭の電気製品の中では電気を多く使う機器です。
小型電気ストーブも800Wです。
電気ファンヒーターも1200Wと他の電気製品と一緒のコンセントは使えない機器です。
加湿器の中でもスチーム式加湿器は消費電力が多い機器です。 この加湿器は小型ですがそれでも150Wあります。
スチーム式は昔は主流でしたが、ヒーターで加熱して蒸気を出す方式なので消費電力も多く、転倒でお湯による火傷などがある為、栄電気では販売を小型以外は販売をやめました。
ちなみに当店では気化式をオススメしています。消費電力9wと一日中運転しても電気代は気になりません。
これらの機器を例えば、電気カーペットの上にコタツを使い、ちょっと寒いからと電気ストーブを使うとなると。
500w + 500w +1000w =2000w となってしまいます。
実はコンセントは1500wまでなのです。
短い時間なら出火までなりませんが、長時間となると、このようになるかもしれません。
これに部屋が乾燥しているかと、スチーム式加湿器など使っていたら益々危ないですね。
ブレーカーが落ちるのでは? と思われるかもしれませんが、ブレーカーは2000wまでなのです。(正しくは20Aです)
使い方もどちらかというと長い時間使う機器というのも、コンセントの焦げにつながる要因でもあります。
一か所のコンセントに集中していませんか?
コンセントがユルユルになっていませんか?
もしコンセントが足りないなら、分電盤から配線する方法もあります。
もしくは空いているコンセントから配線する方法でも良いでしょう。
そんな相談をするのも街のでんき屋であります。
そして、これくらいと自分で交換はしないでくださいね。
栄電気では、あえてこのように見える場所にこの焦げたコンセントを提示して素人工事の危険性も提唱しています。
気を付けましょうね。
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