もう薄型テレビという表現は不適当なのかも知れない。
昔のブラウン管テレビに対して、薄型テレビ、液晶テレビと表現していますが、もう普通にテレビと言ってもいいね。
今日はそのテレビの修理の話です。
江東区亀戸で電気屋やってます、『沼ちゃん』 こと栄電気の沼澤です。
電気屋って仕事はお客様の家の中に入っていく仕事なので、様々な出来事があります。
そんな出来事をこのブログでは2005年から書き続けています。
涙あり、笑いあり。仕事以外の事も時々書いています。
さぁ 今回の出来事は・・・
家電販売の中で、テレビは花形の中心的な商品でした。(過去形)
昔は高価だったし、家の中に一台だけリビングにドーンと存在感あるように置いていました。
家庭の中の中心的な存在だったテレビ。
故障すると、修理をして使い続けていました。
ブラウン管テレビと呼ばれたテレビは裏ブタを開けて半田コテを使って部品を交換したり半田不良を直して修理していました。
私がこの業界に入ってからも数年はこのような修理をしていました。
故障するところは同じような場所だったので、症状でほぼ修理箇所が分かっていました。
結構私は修理好きでしたので、半田コテの修理は得意でもありました。
ところが、今の液晶テレビのような薄型テレビというのは、半田コテを使って修理するところがありません。
部品と部品が基板でつながれ症状によって基板ごと交換するような修理となりました。
半田コテを使う修理はまずありません。
そして、この部品が機種にもよりますが結構値段が高い。
使用年数、そして新しいテレビの値段を考えると、ほとんどの人は買い替えてしまいます。
もうテレビも使い捨ての存在になって、家電販売ではもう花形の商品ではなくなりました。
構成する部品も、中身は外国メーカー製がほとんどです。表のメーカー名だけが日本の会社名となっているだけです。
技術大国『日本』としてはちょっと寂しいですけどね。
韓国、中国、台湾 お隣の国にいつの間にかテレビの生産現場が移ってしまった。
高精度テレビで巻き返そうと日本のメーカーは力を入れていますが、タイミング悪く世の中のテレビ離れが起きています。
テレビを見る人が減ってきている。映像コンテンツはスマホで見るだけで事足りている。
そんな人が増えています。
日本はとりあえず、東京五輪がありますので、それに向かい業界的に盛り上げていますが、どこまで伸びるかな?
けっこう私は冷ややかに見てます。
もっと画期的な、匂いまで表現できるとか、空間に立体的に映す事が出来たりとか、そんな商品が出ないかな? と期待しています。
きっとそのうちに出来るよね。
日本のテレビ技術者の方々、よろしくお願いしますよ。
・・・という事で。 今回珍しくテレビの修理をしました。
ドライバー一本で修理完了。
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