雪の時はエアコンの室外機が凍り付いて霜取り運転を始めます。
霜取り運転中は暖房は停止しますので、部屋が寒くなります。東京で一般に売られているエアコンは雪の時は効かなくなります。
この説明を電話でしましたが、どうもお客様は納得してくれません。
そうなると出向いて説明するしかありません。
江東区亀戸で電気屋やってます、『沼ちゃん』 こと栄電気の沼澤です。
電気屋って仕事はお客様の家の中に入っていく仕事なので、様々な出来事があります。
そんな出来事をこのブログでは2005年から書き続けています。
涙あり、笑いあり。仕事以外の事も時々書いています。
さぁ 今回の出来事は・・・
東京の大雪はひと冬に2回くらいあるかな?
そして必ずあるのがエアコンが効かなくなったという問い合わせ。
上記リンクのブログ記事も検索されて良く読まれています。
一般に売られているエアコンは雪の時はガクンと能力が落ちるので、故障したと思う人が多いのです。
そんな問いあわせの電話ですが、電話口でいろいろ話しましたがどうも納得してくれませんでした、そこで出向いて説明する事に。
その手段は、数値を示してお客様にもその数値を確認してもらう。
その数値とは温度です。
エアコンの吹き出し口の温度と吸い込み口の温度を同時に測定する温度計を用意しました。
(ちょっと見難いかな? コード2か所吹き出し口と、エアコンの上側の吸い込み口をセットしました)
そして測定結果を。
29.5度は、吸い込み口の温度。 51度は吹き出し口の温度。
今、このエアコンは51度の温風を出しているのです。
お客様にこの数字を声を出して読み取ってもらいました。
『51度の温風が出てます、このエアコンは故障してませんよ』とね。
次に室外機側に来てもらい、室外機が冷たい状態を見てもらいました。
すぐには霜が着かないので、上記のブログの写真をスマホで見せて、しばらくするとこの状態になる事を説明しました。
冷風を出し続けていれば、このような状態になる事はこれで容易に想像出来、納得してもらいました。
『夏は室外機は熱くなりますよね、凍ると一時的に冷房のようにしてエアコン自ら室外機の霜を溶かす運転をするのですよ』
こんな風に説明して、一連の霜取り運転の仕組みと流れを説明しました。
クレームというのは伝える情報が少ないから起こります。
だからと言って、一つの商品を一から説明したら、1台のエアコンの説明するのに数時間かかってしまいます。
余計な事を教えない方が良い場合も多々あります。
街の電気店って、お客様の性格や状況を読み取ってその辺の説明をしています。
説明書なんて読まなくて良いとも言ってます。
『私が説明書です』という名言が街の電気店にはあります。
お客様に寄り添って使い方や疑問点を説明しています。
買って頂いてからが街の電器店の本領発揮、ありがたさが分かります。
それが私の仕事、街の電気店の仕事なのです。
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