超高齢化社会を迎え、貴方はどんな身構えをしていますか?
家族や近所、もうお年寄りがどうの、お年寄りだから・・・とは言ってられない。
日本人のほとんどがお年寄り?お年寄りという表現は相応しくないけど、高齢の方が人口の多くを占める数年後。
商売をしている当店では既存のお客様の多くの人が高齢となっているだろう。
高齢化社会で切っても切れない病気に『認知症』がある。
最近、『認知症』というキーワードで様ざまな事を耳にする。
65歳以上の7人にひとりは認知症とか、2020年に何万人が認知症とか・・
認知症の方との付き合いは日本に住んでいるからには誰もが避けられない事になると思う。
先日、そんな未来予測を痛感する出来事が発生した。
『私の家はどこかしら?』とO様が来店。
O様とのと付き合いは20年はあると思う。 5年ほど前に、亀戸内での引っ越しをしてそのお手伝いもさせて頂いた。
少し心配性というでしょうか? 何か心配ごとがあるとすぐ駆け込んで相談にくる、そんなO様でした。
認知症という病気はもう身近な病気で私の身近でも数人はいる。
常識は通用しないし、人格というものを失っているので本能のまま行動を起こす人もいる。
O様をお客様として扱った方がいいのか? 認知症患者として扱った方が良いのか悩むところだった。
私が昼食をとっている間にO様が来店し、不思議な言動をしていると連絡が入った。
昼食を早めに切り上げ店に戻ると、O様の不安な顔が安堵の表情に変わった。
『ああ、助かった、兄ちゃん、私の家に連れてって。』
家に帰る道を忘れても、栄電気に行けば助けてくれる事は忘れなかったようだ。
私はO様をお客様として、家まで送り届けた。
今年の4月に栄電気内で『認知症サポーター養成講座』を開催した。
私を含め従業員にも認知症の知識を得てもらう為だ。
その時にお客様にも数名参加してもらった。
後日、『私も受けてみたい!』と再講習の希望者が現れた。
関心度は高いようだ。
まだ決まってませんが、『認知症サポータ養成講座』行ないます。
受講費は無料です。 江東区の長寿サポートセンターから講師をお呼びします。
日程はこれから決めるので、もし参加希望者が居ましたら、ご連絡くだされば希望に沿う日時を決めたいと思います。