DYIで旦那さんが配線した電線を整理しました。

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手が器用な人のほうがヤッカイなのかも知れない。 
むしろ不器用でプロに任せた方が安心して暮らせると思う。 
道具好き、手作り好きの旦那さん。 
電気の配線を自分でいろいろやっていました。 
見た目もアレですけど、私達が見たら、もう危ないの何のって。 
今回奥様からのご依頼。 
亡くなった旦那さんの素人工事をなんとかして欲しいという事でした。 
旦那さんがコツコツと自作の電気配線。 亡くなって1年経ちました。 
素人配線と言えども旦那さん手作りのモノ。 もしかしたら奥様は名残り惜しんで今まで改修する事に躊躇してたのかな? 
1年が経ち、ようやく危険というもの変えられないと決断しました。
ひと通り目を通し危険度が高い物はすぐに撤去しました。
その多くは、手作りのテーブルタップでした。 でもこれステップルというコの字の釘で打ち付けていました。 これも違反な取り付け方なのです。 
この古いプラグ。ビスがユルユルでこれが外れたら、通電時にもし外れたら火花が飛び散る事でしょう。 これがもし差し込む時に手で触れていたら感電し指先も火傷を負う事でしょう。
このタップにグルグル巻いてあるビニールテープ。 きっとコードが一度抜けたのでしょう。再び抜けないように、補強したのだと思います。それだけ引っ張ら停る環境で使っているのでしょう。 この中途半端な接続は大変危険。
電線を途中で接続してビニールテープでグルグル巻き。 きっと電線をヨジッテあるだけだと思います。ここでも接触不良で発熱します。使用電力量によっては溶けてしまいます。
プラグの平行バーの部分に細かくビニールテープが巻いてあり、回りに赤いビニールテープでさらに巻いていました。 コンセントに挿したまま抜けないようにしたいのでしょう。 これはきっとコンセントがユルユルなのでビニールテープを巻いて厚みを持たせたかったのでしょう。それをさらに赤いビニールテープでグルグル巻いて抜けないように。 ここでも接触不良を起こし発熱します。 
危ないですね。 
これホンノ一例。 いろいろやり直すところがあります。 
こういう自作は危険なのでやらないでくださいね。 
栄電気のHPが新しくなりました。