直感で使えるリモコンを!

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家電屋をやっていると様ざまなリモコンを手にします。 
テレビやエアコン、最近は照明もリモコンですね。 
扇風機や電気ストーブまでリモコン付きがあります。
様ざまなリモコンを操作してお客様に説明して使いこなしているから、その商品自体の使いやすさもリモコンから感じ取る事が出来ます。 
それがお客様個々の使いやすさという観点からの商品提案にもつながっています。
『変なボタン押したらテレビが見れなくなった~』って時々、いやかなり頻繁に来ます。 
変なボタンなんて存在しませんよね。 でも電気屋はわかるのですよ。
地デジのとかBSの切り替えボタンがあるでしょ。 
BSが見れない環境の人が、BSボタンを押してしまい、画面が真っ暗になり、中央に、アンテナを確認する事を促すメッセージ。 
壊れたと勘違いしてしまうのです。 こういう方多いんですよ。
エアコンもそうです。 暖房、冷房の切り替え。 
いつもは電源入り切りだけしか操作しないので他人が風向きや普段と違う設定をすると壊れたと思うのです。 
家電オンチと言えば良いかな。年配の方とは限りません。若い人でも家電オンチはいます。
その多くはリモコンの操作が苦手なのです。 
これはエアコンのリモコンでわりと使いやすくできています。
電源の入り切りと温度設定だけが見えています。 
風向や風量やタイマーなどは前面のフタをスライドすると出てきます。
季節ごとに訪問して冷房、暖房の切り替えをしてあげれば、あとは電源の入り切りと温度の上げ下げなので、家電オンチの方でも難なく使えます。
ただ、もうちょっと改善して欲しいのは電池の入れる場所です。
このように、全面のスライドのフタを開けて、更にスライドしないと電池が現れないのです。 
この仕様の各種リモコンに共通するのですが、ちょっとクセがあります。
一度スライドしたフタが引っかかったように止まります。 
そこから更にスライドするのにプラスチックの部分を破損しそうな不安感があるのです。 
リモコンって直感的に後ろに電池を入れるフタがあると思いますよネ。 
この感覚って大事だと思う。 
リモコンをいちいち取り扱い説明書を見て使い方を調べる人ってあまり居ないと思う。直感でなんとなく触っているのが実情だと思う。 
ますますこれから高機能で複雑な操作が必要になる家電。 
開発者の方は是非、直感で操作できるリモコンを開発して欲しいと思います。
栄電気のHPが新しくなりました。