マンションの部屋の中に防音室を設置したお客様。
昨年引っ越す時にエアコンの取り外しを行い、取り付ける約束をしていました。
この時に防音室を設置するので、設置後の取り付けというご依頼でした。
部屋の中に更に部屋を設置するので、6畳の部屋ですが実質2畳くらいの部屋となります。
過去何回かこのような工事をしています。
問題は配管の取り回し。 特に水の流れるホースをどうするか?です。
エアコンの室外機まで、壁を2か所通過する経路において、水が流れるホースは勾配を持たせないといけません。
防音室の穴より、低い位置に室外機へ通じる穴が無いと、水が流れなくなります。
多くのマンションは上に穴があります。この場合は、ポリタンクを用意してそこに水を貯める方法となります。
今回は、下に穴がありましたので、配管と一緒に水のホースを外に配管する事が出来ました。

防音室はこんな感じ。


防音室から出た配管が今度はマンションの通路側の外に配管されます。
この空間は納戸的な使われ方が多いかな。

このように勾配を持たせて配管します。
完成後はこのスペースは完全にデッドスペース。
空箱や季節の衣類の収納場所となる事でしょう。

半年ぶりに取り付けが完了しました。
防音室にエアコンを設置する場合は、防音室を取り付ける業者かメーカーに事前にエアコンを取り付ける事を前提に話をしてください。
その方が当方としても、安心してエアコンの施工が出来ます。
栄電気のHPが新しくなりました。