埼玉県の商工会議所青年部(さいたまYEG)主催で行われたエクスペリエンスマーケティング(通称エクスマ)の創立者である藤村正宏先生の講演を聞きに行きました。

藤村先生の私塾エクスマ塾を私は受けたし、先生の日々の発信も見ているので、今回の講演はとても楽しみでした。 また同じエクスマ塾の卒業生や、電気屋業界の仲間も来るというので、その点も楽しみでした。
大きな会場で、500人以上の方が来たそうです。
埼玉県は日本の経済の立役者、様々な企業の礎を築いた渋沢栄一の出身地。(ちなみに私は 沼沢栄一(笑))

近代日本の企業を築いた人の故郷で、近未来の企業の在り方の講演をする藤村先生。
何か経済の進化は埼玉から起こるのではないかとそんな事を予感させる講演でもありました。
藤村先生の冒頭のこの話で多くの方が脳みそをガツンとやられたようです。

小学生の女子の憧れの職業ランキング。 テレビ局がアンケートをとった結果です。
この答の形式を見ると、アンケートは選択方式じゃなくフリー記述だと思います。
だって、職業で『働きたくない』なんて職業無いものね。
HIKAKINの嫁や、石油王もそうだけど、職業じゃなく単純にお金持ちになりたいというのが憧れのようです。
小学生の子供たちがそんな考えを持っている事に講演を聞いていた私達大人は衝撃を受けました。
子供たちは私達大人の行動を見ているのです。
お金がたくさんあれば、働かなくても良いという考えを植え付けてしまったのです。 生活する為にお金を稼がなくてはいけない。
仕事=生活の為。
お金が無いと飯が食べれないんだ生活できないんだ。そんな考えを小学生の時に植えつけられるなんて悲しいじゃないですか!
これからはロボットやAIの普及でどんどん人間がする労働が無くなります。
ベーシックインカムが導入され、お金が無いとご飯が食べれないという事は無くなっているかも知れません。
近未来の働く環境は今とはがらりと変わっているはずです。
近未来の世の中。
仕事=人々を幸せにする
実際にいま急成長している企業はそのような考えの中活動しています。
古い体質の利益追求の企業というのは、消費者からお金を徴収する事ばかり考えます。
働いている人もノルマや義務感で苦痛を感じながら仕事をするようになります。
人々の幸せを追求する企業は、働きながら喜びを感じる事でしょう。企業側も消費者も笑顔でいられる。
これからはこういう人々の幸せの為に活動する企業がどんどん出てくると思います。そこで働く人の姿を子供たちに見せてあげたいね。
そして、その姿は今からでも子供たちに見せようじゃありませんか!
楽しく仕事をしている様子をね。
そうすれば、冒頭の子供たちのアンケートの結果はもっと夢ある答えになると思います。
『昭和枯れすすき』の世界はもう遠くの昔。
今は令和なんだから。