防火ダンパーの中間取付タイプ初めて付けました

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火災が起きた時、近隣または自分のところの延焼を防ぐ為に建物の法律ででいろいろ決まりがあります。 
そんな設備の一つに防火ダンパーという物があります。 
換気扇設備にそれがあります。 
都内のマンションには義務付けされていて、換気扇の排気する部分にそれがあります。 
どういう動きで火災の延焼を防ぐかというと。 
火災が起きた時の熱で、出入り口を閉ざすのです。
防火扉は目にするのでわかりますよね。
アレと同じ役割を換気扇のところで行うのです。
換気扇の排気口なんて見たことありませんよね。 
丸い排気口にシャッターがあって120度の熱になると蓋が閉まる仕組みになっています。
これが防火ダンパー。 一度懐中電灯で覗いてみるのもいいかも?
上記のように普通は排気口のところについていて、通常換気扇の交換工事などの時は触る事は無いのですが、今回、換気ダクトの途中に設置する防火ダクトだったので、初めてその取付を行いました。
物はコレ。
下側の半円の板が火災時に閉まる仕掛けです。
こんな感じに取付ました。 
でもね。。。
今回交換工事なのですが、以前に取付した業者はこの防火ダンパーを取付していませんでした。 
この建物の管理会社から防火ダンパーを取付するよう指示されたので用意したのですが、指示されなかったら、私も取付しなかったと思います。 
それだけこの中間型の防火ダンパーは珍しいと思います。
恐らく亀戸でもここだけだと思います。
でも、この事で、防火ダンパーの中間取付型の存在を知り、勉強になりました。
この業界にそれなりに長いですけど、まだ知らない事がけっこうあります。
日々精進です。