友達のラーメン屋さん。プルプル食堂で入店待ちの列に並んでいる時でした。

沼ちゃん、店が停電しちゃった見てくれる? そんな店主のヒデさんが店から出てきました。 テスターはいつもポケットに入っているのでそのまま店内へ。
そこでまずは分電盤を確認。
ブレーカーは落ちて無い。漏電遮断器が半落ち状態で落ちて無いと見た目で判断する方が居ますがガチんと落としてから上げる事で分かります。

照明が消えて暗い年内、お客様は不安で居ます。先ずはその不安を消す為に原因を突き止めます。ブレーカーは落ちて無い。

照明が消えて暗い年内、お客様は不安で居ます。先ずはその不安を消す為に原因を突き止めます。ブレーカーは落ちて無い。
そうなると電力メーターに電気がきてるか? そこを確認。電気は来てませんでした。
次は電柱を疑います。電柱の所にも安全器があり時々切れます。ただこの場合は電気屋では無く東京電力の範囲なので連絡するしかありません。

そんな調査をしてる時、街が騒めき始めました。信号も消えてます。そこで初めて地域停電と分かりました。

そんな調査をしてる時、街が騒めき始めました。信号も消えてます。そこで初めて地域停電と分かりました。
その事をすぐに店内の皆んなに告げました。
『この周辺すべてが停電です』
停電で不安なので箸が止まっていました。
ラーメンを食べてるお客様も地域停電なら納得したと思います。これがお店だけの停電なら、『早く直せよー暗くちゃ食えねーだろう!』そんな罵声も出てきそうでした。
暗い店内で電気が来て無くても出来るメニューでの対応に切り替えて営業を続けました。

やがて信号は稼働を始めました。
発電機による稼働です。

こういうバックアップが出来るようになってるのですね。

こういうバックアップが出来るようになってるのですね。
そして電気屋として気になる事があったのでそれをツイート。

電気が復旧したことで起きる復電火災(通電火災)です。
気になったのでツイートしておきました。
そんな私も停電中ですが、プルプル食堂の定番メニューにありつけました。

暗い店内でも窓側なのでおなじみプルプルマウンテンを撮影できました。
これを食べ終え帰路に戻る最中に電気は復旧した知らせを受けました。
停電による不安というのは明かりが消える事。暗い=不安といういのは人間の心理だと思います。その原因を知ると人々は安心します。
今回、それをすぐに突き止めて良かったと思います。 私が原因をすぐに店内に報告すると、皆さんの安堵感がすぐに分かりました。 止まってた箸が動いて麺をすすり始めたものね。
飛行機の中で、『この中でお医者さんはいませんか?』綺麗な客室乗務員に言われるアノ場面に遭遇した気分でした。
あっ私は『電気のお医者さん』の看板を掲げてます。