何処にでもある単三電池。
最近、『電池を交換したら使えなくなった』というお客様が多く見られ、
電池を測ると問題なく、結局 機械の方が故障していると思い、機械を
購入したり、諦める方もいました。
懐中電灯だったり、カセットレコーダだったり。多くは外国製ですが、日本の
有名メーカの商品だったりします。
そんなカセットをちょっと調べてみると、原因がわかりました。
試しに、違う電池を入れてみたら動くのです。
同じ単三電池でも違うのです。
上の電池で、左と右の電池の先端の高さは同じですが、ボディ本体の高さ
が違うのがわかります。 肩の位置が左が高いですよね。
右の電池は、肩の高さが低い分、突起部が長いのです。
このような電池BOXだと、左の電池はボディと突起部が短い為、ブラスの端子
に接触できず、動きませんでした。 右の電池だと動くのです。
そこで、プラス側のBOXケースを削り、突起部が接触するようにしました。
(削った後がわかるでしょうか?)
単三電池は、買い置きしておく商品ですが、全てがアルカリ電池だけでは
なく、マンガン電池も少しは買い置きしててもいいでしょう。
なんだったら、電池を入替えに、機械そっくり持ってきても良いですよ。
『このリモコンの電池入替えて~』ってね。