アケビの皮のほろ苦さ

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あけびの皮を食べた事ある人は、そう多くないはず。
さらに言うと、実は捨てて皮だけを食べる と言うと不思議に思うかもしれない。

当店の社長は山形出身。

なんでも山形だけだそうです。あけびの皮だけを食べる地域は。

毎年この時期になると、我が家では、あけびの皮を使った料理がお目見え。
味噌と一緒に炒めてチョイと甘めに味付け。 

ほろ苦さにナスの食感、といったところでしょうか。

私はどういうワケか、こういう味が好きです。
ゴーヤにしろ、あけびにしろ、ホヤにしろ。
口の中でふぁ~と広がるほろ苦さが良いのです。

苦みを誤魔化す為、味を濃くしてはいけません。本来の苦味が嫌な
苦味になってしまいます。 そのアンバイが難しいのでしょうけど。

人間と同じですね。
甘い人間、辛い人間。
そんな中に、ほろ苦い人間がいたとしたら、とても魅力的ですね。

そうありたい。
ほろ苦い思い出 多数の私です。