エアコンの不良工事の代表的な例として、フレア加工の不良があります。
フレア加工というのは、エアコンの室内機と室外機を配管で接続していますが、この配管を接続する際に
配管を押し広げる加工をします。コレをフレア加工と呼び、専用工具で広げます。
この時、どういう事で加工不良が起きるかと言うと、専用工具で配管を広げる時のほんの数ミリの寸法取りで
この不良が起こります。
今回、フレア加工不良を発見したのは、エアコンの移設を依頼され、外しに行った時に発見しました。
室内機の設置や配管の取り回しなど比較的綺麗に設置され、外しに行った時、私はきとんと仕事を
しているなぁ と思ったほどでした。
でもいざ、設置しようとしたとき。
フレアが広げすぎで、段差も出来てました。
広げすぎに段差というのは、締め付けもオーバトルクだった事が伺えます。
それにしても、これでもガスは漏れてなったのですから不思議です。
配管の材質的な粘りが幸いしたのかな? 写真では見難いかもしれませんが、ここまで締め付けたら
亀裂が起こるくらい広げすぎで、締め付けすぎでした。
あの配管の取り回しから、経験を積んだ業者だと察しました。
それでもこういう工事をするのですから。
人の振り見て我が振り直せですね。
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