最近、エアコンの基盤のことばかり紹介しているので、マニアックな方向に行きそう。
今回の基盤も特徴あるので、写真に撮りました。
ナショナルのエアコン(現パナソニック)のこのモデルの基盤は、半田部分がコーティングされていました。
よく洗濯機では完璧な防水仕様の基盤ですが、エアコンまでこうなっているとは。
IC部分の放熱はどうしてるんだろう?という疑問はありますが、まぁ頭良い方が設計しているので、その辺は大丈夫だと思います。
ただ、私としては他社から比べると修理交換しにくい基盤だと思いました。
ところで、この基盤のどこが悪かったといえば。
電解コンデンサーと呼ばれる部品の液体が漏れていました。
基盤内に飛び散っていたので、破裂したのだと思います。
このエアコンの年式は分かりませんが、ある年に製造された電解コンデンサーは不良が多く、エアコンもそうですが、
照明器具などのインバータ部も多く同様の破裂がよく見られます。
今年の震災で、部品メーカも被災しました。当初、今年度は無理と言われた商品も、何とか製造が間に合いました。
これはこれで、日本の底力を見た気がします。
しかし、その為に通常とは違う部品が使われた可能性があります。
我われ、販売する立場では何も分かりません。 販売したり修理したりする者の勘に過ぎませんが、
数年後トラブルが続かなければ良いのですが。
読んで頂きありがとうございます。
にほんブログ村
ご協力ありがとうございます。