賃貸マンション、通路側エアコン工事

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マンションの通路側の部屋は、室外機の置く場所が無い場合、窓用エアコンを使っていたりします。

今回のマンションはその窓が左右に開かない窓なので、窓用エアコンも設置できませんでした。

賃貸マンションのオーナーさんは、住民の不満を解消するために、エアコンを設置することにしました。  

ご依頼ありがとうございました。

このマンションは基本的に通路側にはエアコンを設置するようにできていません。
ちょっと難工事となります。

まずは、壁に穴を開けます。 コンクリート用のダイヤモンドドリルという工具を使います。
しかし、この位置。 非常ベルの上に開けなければなりません。

この非常ベルの配線がちょうど穴を開ける位置に通っている事が予想されます。
そこで。
 
壁裏探知機の出番で、これで壁の中の配線や鉄筋の位置が確認できます。
でもこの道具は高額なので、私はこの方からお借りしました。 ありがとうございます、助かりました。

ダイヤモンドドリルは、乾式と、湿式があります。どちらも持参し、状況に応じて使い分けるようにしました。  しかし、このタイルだと水を使う湿式は養生をしても、水が漏れ下の非常ベルを濡らす事が予想されます。 乾式で開ける事にしました。

こんな位置に穴を開けます。 粉じんを拡散させないように、こんな養生をしてみました。

タイルの段差から粉じんが漏れるので、段差をパテで埋めてみました。

穴あけ位置確認、養生をして30分、ドリルと格闘は30分。計 1時間の穴あけ作業です。

室内側は、コンセントがありませんので、専用コンセントを配電盤から配線します。

配線は天井裏を通しました。

エアコン室内機は、この位置に設置。

今回、室内側の作業は、この方の手をお借りしました。ありがとうございました。
室内機取り付け完了。

 
室外機はこの天井部に天吊りします。アンカーを打って金具を取り付けます。

室外機を金具に乗せ配管作業を終了。 

ドレンは塩ビ管を使用しました。

というちょっと大変な作業ですが、これを4台設置したので、ドリルの振動がしばらく腕に残っていて、ビールを持つ手が震えてしまいました。

読んで頂きありがとうございます。 

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