エアコンの工事をしていると、『エアコンのガスは何年くらいしたら入れ替えるの?』 こういう質問をするお客様がおります。
エアコンの洗浄なら数年毎に洗浄というのはありますが、エアコンのガスは定期的に入れ替える必要はありません。
もしくは、追加で入れる事もありません。
エアコンの中に入っているガス(冷媒と呼びます)は、消耗して減るモノでは無いのです。
室内機と室外機を循環していて途中で無くなる事はありません。
でも。耳にした事があると思います。
『エアコンのガスを入れてもらった』とか。
これはエアコンのガスが消耗したのでなく、どこからか?漏れてしまったので入れたという事なのです。
それでは、どこから漏れたか?
一番多い現象は、配管のツナギ目です。 我々施工者がフレア加工という作業をして接続する場所から漏れる事が一番多いのです。
これは施工者のミスという事もありますが、室外機を動かした時に漏れる事も多いのです。
この写真は室外機を防水業者が動かした時に、配管をねじってしまった為ガス漏れしたようです。
ガス漏れと同時に冷凍機油も漏れてしまったので、防水塗装がのらないで跡が残っています。
毎年このような被害が数件あります。今月は2回ありました。
残念なのは、塗装作業はエアコンを使わない時期に行います。夏が終わり冬が始まる前。
そうなると、エアコンの不具合がすぐにわからないのです。
夏まで使えてたのに・・・ 今回のお客様もそうでした。
今回は、エアコンを入れ替える時に発覚したので、ガスを入れる作業はありませんが、修理となると配管を接続し直してからガスを入れる作業を行います。
写真のような状況だと配管が短くなって延長加工をするか、配管を新しくしなければなりません。
修理費用も少額ではすみません。
こういう事が起こらないように、起きた時にすぐ対処出来る為に、塗装など室外機を動かす作業をしたら、エアコンを動かして確認する事をお奨めします。
そして室外機もたまには見てあげて下さい。
室外機の下に油がたれていたら、ガス漏れの可能性があります。
もしガス漏れの可能性がありましたら、栄電気へご相談を。
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