洗濯機の修理

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江東区亀戸で電気屋やってます、『沼ちゃん』 こと栄電気の沼澤です。

電気屋って仕事はお客様の家の中に入っていく仕事なので、様々な出来事があります。 

そんな出来事をこのブログでは2005年から書き続けています。 

涙あり、笑いあり。仕事以外の事も時々書いています。 

さぁ 今回の出来事は・・・

『洗濯機のコレ、外れちゃったんだけど取り付けてくれます?』 

と。『コレ』なる物を持参してきたお客さま。 

『コレ』とは、洗濯機の水をかき回す羽の事です。

コレね。 この部品の名称はパルセータと呼びます。 

こんな部品の名前なんか一般の人は知りませんよね。 良いんです。『コレ』って言えば。 

でも、このブログを通して、一つの雑知識が増えてくれれば嬉しいです。 

そして、今回のお客様。 
このパルセータを同じように取り付けてもすぐにまたパルセーターは外れてしまいます。 
それは裏側を見てもらえばわかるのですが、ちょっと拡大が悪かったかな?

中央の穴にギザギザが見えますか?  これはこれから取り替える新しい部品なのでこのギザギザがあります。 

ところがお客様が持参してきたパルセーターのこの部分はツルツルに摩耗していたのです。 

その状態だと、洗濯機のモータの軸が空回りして、やがてパルセーターごと外れてしまうのです。 

この機構はどの洗濯機でも同じです。

ただちょっと私が残念に思ったのは、このギザギザの部分がプラスチックであること。もしくは何かの樹脂かも知れませんが、普通はここは金属なのです。

金属の方が当然耐久性があります。 

私はいろいろなメーカーの修理をしますが、この部分が金属以外は初めて見ました。 

修理して申し訳ありませんが、この洗濯機は再び同じような症状になるのは目に見えています。 

これが3年後になるのか?5年後になるのか?わかりませんけどね。 

安く作っていると、こういう所でコストを削るのかな。 

日本の大きなメーカーなんですけどね。 

でもこういう事はカタログには出ません。 

メーカーに聞いたって、ここまで知っている人は製造現場の人くらい、販売サイドは一切知りません。

私たち街のでんき店って、販売もするし、設置施工もするし、修理もする。

さらに言うと、製造工場へも時々出かけ、製造現場で商品開発の意見を言ったりもします。 

時々お客さまが、カタログのスペックだけを見て機種の指定をしてきた時、『その機種はやめた方が良いですよ』と自信をもって伝えています。 

トラブルの多い機種は存在します。 出火等の不具合ある製品はリコール対象でメーカーもきちんと対処しますが、割れやすい部品とかはいつの間にか、対策部品が出来て、無償交換の対象になっていたりします。 

こういう情報は消費者には分からないようになっています。

こういう事書くと、『この商品は大丈夫ですか?』なんて問い合わせ来るかな? 

ごめんなさいね。 こういう情報も栄電気のサービス品として提供しているものと思っています。 

私の知識と技術は無料では提供しませんよ。 

貴方にあう商品を提案し、設置施工し、使ってもらい暮らしが豊かになってもらうのが私のミッションです。

栄電気のお客様、皆が仕合せになるようにね。 

私の気持ち伝わったかな?

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