隅付けタンクのトイレを交換

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古い住宅で良く見られるコーナーにトイレタンクが設置してあるトイレを、隅付タンクトイレと呼びます。

 

これは給水栓がトイレ内の場所によって一般的な背もたれにタンクがあるタイプが設置できなく、仕方が無く隅付タンクというケースが多いようです。

今回はその仕様を変更して一般的な背もたれタイプのトイレに交換した事例です。 

こんにちは、栄電気の沼ちゃんこと、沼澤です。 このブログでは栄電気の日常を電気屋目線で一般の人にも分かりやすく解説しています。 

給水栓が便座に座って背中にあたる位置にある場合はどうしても隅付タンクになってしまう。 

でも、どういうワケか? 今回お客様は、給水栓がタンクの下にありました。 

これならイケル!! 

という事で、一般的な背もたれタイプのトイレセットに交換する事になりました。 

ちなみに背もたれタイプと表記しましたけど、決してこれは背もたれとしては使わないで下さいね。 

タンクが破損する恐れがありますから、 イメージがわくように私が勝ってに付けた名称ですから。 

トイレの便器を交換するに当たって、大事なのは排水の位置です。 

排水芯と呼ばれ壁からどれくらいの位置に排水の穴があるかが重要です。 

今では標準化されましたけど、昔の住居は標準化前なので、この寸法がマチマチです。 

その為にリフォーム専用モデルのベンキが用意されています。 

今回はその便器を使用しました。 

まずは撤去。 

そして温水便座を使用する為にコンセントをトイレ内に増設します。 

近くのコンセントから配線をしました。 古い住宅なので土壁でした。 

トイレまではどうしても露出配線です。 既存のコンセントを新しいコンセントにしてその後ろから配線。

便器、タンク、温水便座の順番に組み立てていきます。 

完成。

古い住宅だとどこまで手を掛けるかが重要です。 

これからどういう暮らしをするのか? 

そうじゃないと手直しする場所が次から次へと出てきます。 

こんな時に悪徳リフォーム業者の口車に乗ると、あれよあれよと追加工事の連続で多額の出費となります。 

今回のお客様は、高齢なのでこの先この家に何年住むか分からないという事なので、トイレの不具合と温水便座の使用だけをご希望だった為、必要最低限のトイレ改修となりました。 

希望金額より安く改修できたという事で、照明器具も購入して頂きました。 

ご利用ありがとうございました。