2018年10月に被害をもたらした台風24号。
東京でも多くの被害を受けました。
アンテナの崩壊、瓦の損傷、看板の破損。それによる電気トラブル。
アンテナに関しては、地デジの切り替えですでに不要な物が多く、撤去だけが多かった。
BSアンテナはどうしても表面積が大きく風の影響を受けやすいので、こんな大きなアンテナでも動いてしまいました。
マンションの共用のアンテナなのでとても大きくガッチリと設置されていましたが、それでも台風の風で動いてしましました。
住民様からの管理会社に連絡が入り、管理会社様からのご依頼でした。
同様な問い合わせが個人の方からもありましたが、集合住宅の場合は大家さんか管理会社を通してご依頼くださいね。
また、台風がもたらした塩分を含んだ雨風により塩害の被害も報告がありました。
千葉方面でも電車がストップしたように、電気設備のトラブルが台風が去った後に発生しています。
外回りのコンセントや照明器具に塩分を含んだ水が入り込み、障害が起きてしまうのです。
共用の電灯が点かなくなったり、テレビが受信不良になったりした被害が出ました。
まだ続く台風被害の報告を受けている最中に、こんな地図を見る事が出来ました。
荒川の下流域の立体地図です。
青くなっている所が土地が低い所です。
荒川と隅田川に囲まれているのが江東区です。 その中でひと際濃い色の深い場所は、海抜マイナスメートルの所です。
私の住んでいる亀戸地区は真っ青の海抜マイナス地域です。
もし荒川が決壊したら、その水はココにしばらく溜まる事でしょう。
想定する水位が分かりませんが、各地で被害を出している河川の氾濫が荒川に起きたら、2階の屋根などはすぐに水没してしまうのではないかと思います。
3階だって安心していられません。
もし荒川が決壊したらどこに逃げるか?
大きな10階建てのビルやマンションを考えていた方が良さそうです。
私もよくそんな事を考えて、ビルの入り口などを確認しているのですが、マンションの多くはオートロックになっているので、外部の人は入れません。
こういう災害時は避難ビルとして是非オートロックは解放して欲しいと思いました。
亀戸駅前公園にこんなモニュメントがあります。
現時点の荒川の水位を示しています。
常に人の胸の高さが荒川の水位なのです。
毎日川より低い街で暮らしているのです。
今回台風では風雨の被害はありましたが、水害はありませんでした。
江東区は治水対策が進んでいるので、過去何十年も水害はありません。
でもこうして、川より低い土地です。
荒川が決壊したら、江東区の多くは水没します。
ちょっと気が緩んでいる気がします。
心配しておびえる必要はありませんが、もしもの時をちょっと考えて、どういう行動をとったらいいか?
良い機会ですから考えてはどうかと思いました。
お伝えしたい事は以上です。