冬に多いコンセント火災。ツイッターでの関心が高かった。

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先日、SNSの一つであるツイッターでこんな投稿をしてみました。 

コンセントが焦げていたのでそれを注意喚起する為に投稿しました。 

ツイッターというのは140文字という制約があるので、短い文書でいかに情報として伝えるか? 

少々説明不足だったとは思いますが、1500Wの消費電力であるオイルヒーターとういう電気製品を使っていた事が原因である事と、焦げたコンセントの画像を張り付けて投稿しました。 

そうすると、約一日過ぎたころから急激に拡散し始めました。 

リツートと言って、この投稿を見た人が、他の人にもその投稿を見せる操作をします。 

その結果1万2000人の人がそのリツートという操作をして、150万人以上の人がこの投稿を見た事になります。

この現象をバスるという言い方で呼ばれています。 

それではナゼ?バズったのか?自分なりに考察してみました。 

この投稿のコメント欄をみると分かるのですが、同様のトラブルがあったとコメントが寄せられました。

本体が焦げてしまった。 

同じようにコンセントが焦げてしまったとか。 

同じような事を経験した同士がさらに拍車をかけて、この投稿の信頼性が上がったのだと思います。 

そして、投稿を見た人の中で実際に使っている人が不安になり、相談合戦が始まりました。 

そこにはもはや私が入りこむ余地がないくらいに相談と回答が広がっていました。 

日本全国で冬将軍の寒さの中、電気を使う暖房器具としてメジャーなオイルヒーターという事で関心が高かったのだと思います。

そんな拡散された投稿も方オイルヒータのデロンギという商品が悪いような私の意図とは方向が違うような意見が出て来たので、補助的な投稿としてコンセントが緩い事が危険という投稿を続けてしました。

私が言いたかったのはココなのです。 

1500Wという家電製品はそう多くありません。 

ドライヤーとか掃除機、オーブン、そしてオイルヒーターくらいかな。 

実際は1200Wまでで1500Wはオイルヒターくらいかも?

オイルヒーター以外は人間の目の前で使うので、まだ安心です。 何かあったら電源をすぐ切る事が出来ます。 

ところがオイルヒーターは寝室で使われることが多いので、寝ている間につけっ放しが多いのです。 

実際にこの焦げたコンセントも寝室でした。 

ひとつのコンセントに1500Wまで使えるので定格ではOKなのですが。一般の家庭では部屋のコンセントは実は壁の中で芋ツル式に送り配線となっているのです。 


(手書きでスイマセン・分電盤のブレーカーとコンセントの関係を書きました) 

コンセントに一台だけ使っているように思っても実際は複数の電気製品が使われているのが普通なのです。 

エアコンなどは建築時の設計でコンセントとブレーカーは一対一になっていますが他のコンセントはなっていません。 

そこで私の提案としては、安易にコンセントに挿せないように、20Aと同じようなプラグの形状にしたらどうか?と思っています。 

と言ってもオイルヒーターのメーカーは海外メーカーが多いので、なかなか動かないと思いますけどね。 

自衛策として、コンセントが古いようだったら電気屋さんに交換してもらって下さい。 

その時にブレーカーとの関係を調べてもらい、安心できる回路からのコンセントから使うようにしてください。

もしくは、分電盤から専用のコンセントを引いてもらって下さい。 

挿せば使える電気暖房は消費電力が高い製品が多いので、オイルヒーター以外も注意してください。 

コンセント火災が冬に多いのは以上のような理由からなんですよ。 

気を付けてください。