ツル植物がエアコンを壊してしまった。

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この時期の街の電器店は、エアコンの取り付けや修理に追われています。
栄電気でも、エアコン工事は毎日数台施工しています。 その合間に通常の修理や商品の納品なども行っています。
エアコンの修理は暗くなってからの夕刻が多いかな。
施工作業が終わってから修理作業の場所に行くようにしています。
今回の修理の状況はエアコンの電源を入れると、数分後に運転ランプが点滅してしまうという事。 
この症状の多くは室外機側に問題があります。 
エアコンの電源入れて室内機が稼働しても室外機が動かない為に異常を知らせるメッセージとして運転ランプが点滅しているのです。 
そこで室外機側に周りました。
おおお!草木が多い茂っています。 
これでも少しどかした後に撮影。 
室外機の内部を開けて確認します。
ん?
何やら草のツルが内部に侵入。
どうやらこれの原因のようです。
エアコンの室外機の部品で電子回路の部分。 
ここに植物のツルが巻き付き破損してしまったようです。 
今回はこの部品の交換の対処となります。 
珍しいケースと思われるかもしれませんが、実は毎年このような事例は起きています。 
近年、ツル植物で壁面を覆うグリーンカーテンが流行っています。
部屋の室温を下げる効果で省エネにもなります。 
 
ゴーヤなど成長が早いですからね。 
でもそれによる被害も増えています。 
今回はエアコンでしたが、一番多いのはアンテナ設備の破損です。 
植物と言えどもツルがしっかり張っている強さは凄いですよ。 
その力で配線なども引っ張ってしまうのです。 
また伸びたからと、ツルを切っている時に間違って電線を切ってしまうのです。 
アンテナ線なら感電しませんが、電灯線などだと感電してしまいます。 
怖いですよ~ 
そこで、もしツル植物を育てるなら、持っているハシゴの高さまでにする事。
手入が出来ないならやらない事です。 
これ毎年警告しているんですけどね。 
失敗の経験で懲りないと、ウワノ空で聞いているんですよね。 
ハイ、だからこうして毎年警告は続けます。 
おきをつけください。
栄電気のHP面白いから見てね。