『ブレーカーに寿命があるなんて知らなかったよ~ と〇様』
電気の保安協会の点検で指摘されたそうです。
そうなんですよ。ブレーカーは電気製品です。普段何も動いていないように見えますが、電気が安全に使われるように監視をしているの機械なのです。
機械には対応年数があります。
ブレーカーのように動く機械じゃないとピンとこないかも知れませんが、正しい時に電気を遮断してくれないと、本来の機能を果たしません。
経験的にブレーカーの故障は落ちたまま上がらない(復帰できない)場合が多いようです。
電気を遮断しやすくなるように故障します。確かにその方が安全ですからね。
反対に落ちなくなったら、火災の危険性が出てきます。
という事で、今回は〇様の分電盤のブレーカーの交換作業となりました。
ブレーカー単体というより分電盤の盤ごと交換となります。
今はコンパクトなブレーカーとなりましたからね。

その前に電力メーターから分電盤までの配線を切り離します。 メーターも今ではデジタルになっています。スマートメーターと呼ばれ、このメーターの普及で検針する人が不要になってきたのです。遠隔で確認、さらに契約の変更まで遠隔でできます。
昔のように、アンペアブレーカーを交換する必要がなくなったのです。

この作業、当然電気を遮断して作業するので、冷房は使えません。
そこで、真夏の作業は延期してもらいました。
私たちは平気ですけど、部屋の暑さになれない方だと体調壊す可能性ありますからね。
〇さまからの依頼は7月でした。 2ヶ月ほどお持ち頂きました。
新しくきれいになった分電盤。
『これで安心だわ』と〇様。
実は分電盤工事が10件近くたまっています。
涼しくなり、冷房も使わなくなった頃なので随時交換作業にはいります。
もう少々お待ちくださいね。