今年最後のエアコンクリーニングday。
いろいろな作業をする栄電気。 エアコンのクリーニングは緊急性がありません。
(時々、物件物で入居者が入る前にと急がされる時あるけど)
いつも、お客様の希望日を聞いて、なるべく複数の人と同じ日に作業するようにしています。
その方が道具類を車に積み込む都合効率よく作業できます。
効率よく仕事ができる分、価格も安くできます。
今回は3件の現場を順序良く回るよう段取りしました。
1件目はお掃除機能付きのエアコンでした。 普及タイプのエアコンより分解する部品数が多くなります。

これがお掃除メカ

お掃除メカを外したら、ドレンパンと呼ばれる、水を受ける皿を外します。

二人で訪問したので、もう一人は外した部品を洗浄します。

室内機本体は電装部品をほとんど外します。
だいぶカビとホコリで汚れています。

洗浄中!!!

洗浄終了。綺麗になったでしょ。
2件目

送風口を覗いたら気になってしまったようです。 ファンの羽の先にあるのはカビなんですよ。

きれいになりました。

この時気になったのがコレ。 数年前から流行っている室外機の上に乗せる保温材。なんでもネットでの都市伝説。 これを付けると節電になるとか?
間違っていますよ!! エアコンの室外機は風通しを良くして熱を逃がした方が良いのです。 これだと熱がこもってしまうでしょ。 本来は日陰にする為にこのような処置をするようになったのですが、いつの間にか? 包み込むようになってしまったようです。
お客様に説明して。

外しました。
3件目。

ナショナルブランドのエアコン。
年式的に古い機種です。
エアコン洗浄はリスクがあります。 分解した時、経年劣化でプラスチック部品など割れたりします。 ネジなどは錆びてボロボロだったり。
分解したことで、壊してしまうような事があります。
過去それで大損害をしたことがあります。
その為に栄電気では損害保険に加入していますが、10年経過したエアコンを分解洗浄した時は万が一の事があっても保険は使えないと指摘されました。
これでは保険に入ってないのに車の運転をするのと同じです。
栄電気では原則10年超えたエアコンは分解洗浄しないようにしました。
・・・・でも、今回のお客様のエアコンは10年超えていますが、この夏の状況や賃貸物件である事からお受けすることにしました。 その辺は臨機応変にしています。
杓子定規な対応はしない。お客様はそれぞれなんだから。
今回3件まわって、それぞれのお客様となるべく話をするようにしました。
そこからいろいろなアドバイスが生まれます。
間違った使い方を注意したり、効率よいフィルターの掃除の仕方を教えたり。
エアコンの掃除をする以外の事を伝える事が出来ました。
こういう事も栄電気の魅力だと感じてくれたら嬉しいです。