お風呂やトイレで多く使われている天井に設置されたダクト式の換気扇。
栄電気では週に数回ある、定番の工事です。
お風呂などはほとんど天井に点検口が付いているので工事はし易いのですが、トイレなどは、難儀することが時々まります。
その多くは、換気扇が設置されてから天井を貼っている場所です。
換気扇がそのままでは外せないので、天井を少し削るような作業をします。
そんな案件の現場が2か所連続であり、さらにいろいろあって、2台の設置でほぼ一日使ってしまいました。
久しぶりにハマった現場でした。

天井の石膏ボードを少し削り換気扇のフチを出します。 こうすればビスを外して・・・・あれれ?無いぞ! この換気扇は天井からボルトで吊っていました。
そこで、換気扇をベンチやらなにやらいろい使って折り曲げます。

ここから画像無いけど。 金属製の換気扇なので、切るのも大変だったので、折り曲げてその隙間を利用して天井のボルトを外しました。
(途中、天井がジプトーンなので一部外してボルトはとりました)
外し作業2時間、取付30分の1台目。
2台目はミニキッチンでした。
ここも天井が後で仕上げられていました。同じように換気扇を折り曲げて。。。
やっぱりボルトで吊ってありました。 でもここはどうやっても隙間を作れません。


そこで、セーバーソー(電気のこぎり)で切る事にしました。 そのための開始穴です。


ガリガリ切り刻んで、換気扇は外れました。ここまで、やはり2時間。
ところが!、今度はダクトが外れません。

手がかろうじて届く所にダクトの接続部がビスで止まっています。
でも見えません、これ確認するためにスマホで撮影したのです。

たぶんこの辺にアルミテープの下にビスが埋まってました。
開口部から腕を伸ばし、肩の所まで突っ込み、手探りでビスの頭を探し、そーーーとドライバーを当てて、強く押し込み、トルクを効かせてゆっくりと回すのです。
このビスを緩めるコツはとにかくゆっくりです。滑ってビスの頭を潰したらオシマイです。 なんとか三ヶ所を外す事が出来ました。3本のビスを外すのに1時間かかりました。
新しい換気扇の取付は、やはり30分。
マスクをしてましたが暑さであごマスクになってしまい、粉塵をだいぶ吸ってしまいました。
でも、無事終わってよかった。途中施工方針を変えようと何回も考えなおしました。
今回の施工方法はこの次の時に役に立つ。
今回のブログは自分用の忘備録として書きました。