マンション等では、今では標準設備となりました浴室暖房換気扇。
今回、交換の依頼を受けました。
今まで、普通の換気扇から暖房換気扇への交換とか、新規の取り付けの方が多く作業を行っていましたが、
今回は既存の暖房換気扇からの交換です。
訪問するとなぜ?交換が必要なのか? 設置4年との事でした。
TOTOの浴室暖房換気扇でした。
故障ではありませんでした。 不満があるからです。
何でも、入浴前に暖房を入れて20分位すると、サーモが働き、停止してしまうとの事。
これを復旧するのは、一度電源(ブレーカ)を入れ直さなければならないそうです。
もう一つは、乾燥ボタンが無い(暖房がその機能なのかは不明)
TOTOのサービスにお願いしたところ、新しいモデルに入れ替えを勧められたそうです。
まだ、4年なのに、買い替えを勧めてきたので、不審に思い当店へ。
他メーカへの入れ替えとなりました。
当店の場合、換気扇は基本的に三菱電機を使用します。
まずは撤去からです。
マンションなので、点検口があるので、普通のダクト換気扇と同じように外せます。
天井裏での注意は、天井部のコンクリートから釘が飛び出ている時があります。
本来ならヘルメットを被ったほうが安全ですが、狭いところでのヘルメットは作業しにくいので私は被りません。
ダクトから換気扇を外します。
換気扇を外しました。
今回の商品は、同じ開口寸法なので、問題なく収まる予定です。
今回一番気に入らないのが、既存のリモコンのこのプレート。
リフォームした時の業者が大きく開けてしまったようです。
でも同じように使うしかありません。
リモコンを外し、既存の配線を呼び線として使い、新しいリモコン線にビニテで巻いて、スルスルっと。
お風呂の天井まで配線できました。
リモコン完了。
換気扇も完了。
ここで、重大な事が起こりました。
お客様の指では操作できないのです。
高齢者のお客様。
この操作リモコンのボタンを押しても、指の肉が薄く押してもボタンが効かないのです。
力加減ではありません、指の肉が薄いのです。
例えて言えば、スポンジでボタンを押している感じです。ボタンの凸に指の肉が負けてしまうのです。
この件については、これからいろいろな機関に相談してみます。
とりあえず、硬い棒(今回は口紅のキャップ)で押してもらうことにしました。
最後に、予想外の出来事でしたが、いい勉強になりました。
使用感は大変喜んで戴いたのでホットしました。
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