どの家にもあるブレーカー。
電気を遮断する装置です。
このブレーカーが作動した時って、『ブレーカーが落ちる』 『ブレーカーが上がる』 『ブレーカーが飛ぶ』『ブレーカーが切れる』
こんな表現しますね。
技術的な表現では『ブレーカーが切れる』なんだけど、一般的には『落ちる』が多いので今回は『落ちる』と表現しますね。
今回は、もしブレーーカーが落ちた時の対処を説明します。
『なーに、ブレーカーを上げれば良いのだよ』
そう思った方は実際は上がらなくて焦りますので、覚えておいて損はないですよ。
江東区亀戸で電気屋やってます、『沼ちゃん』 こと栄電気の沼澤です。
電気屋って仕事はお客様の家の中に入っていく仕事なので、様々な出来事があります。
そんな出来事をこのブログでは2005年から書き続けています。
涙あり、笑いあり。仕事以外の事も時々書いています。
さぁ 今回の出来事は・・・
今朝も電話での問い合わせがあったのですが、『電気が切れているんだけど、ブレーカーは全部上がってます』という電話。
これ一般の人には分かりにくい現象なのです。
ブレーカーは全部上がっていると見えてしまうのです。
このブレーカーそれぞれ上がっているように見えますね。
ここが一般の人が見落としてしまう症状です。
一番大きい漏電ブレーカーがこの状態では落ちているのです。
分かりませんよね。
試しに一番左の大きいブレーカーのレバーを触るとグラグラするはずです。
ここで初めて落ちると分かるのです。
見ただけでは分からないのです。
そしてこのままレバーを上に上げても上がりません。グラグラするだけです。
どうです?もしブレーカーが落ちて真っ暗な時に、懐中電灯片手にこの状態だと焦るでしょ?
『上げれば良いじゃん』と思った方はココ覚えておいてね。
この状態になったら、一度レバーを下に落とします。『ガチン』と音がします。
そしてレバーを上げればブレーカーは復帰するのです。
この操作があまり知られてませんよね。
もし再び落ちてしまったら、小さいブレーカーを全て落としてください。
そして大きいブレーカーを再び上げて(先程の手順で)
小さいブレーカーを一個づつゆっくり上げてください。
その時、小さいブレーカーの一つを上げた瞬間に大きいブレーカーが落ちる事があります。
それはその小さいブレーカーの部分が漏電している可能性があるので、それだけ落としておいて、他は上げてください。
そして電気屋さんにみてもらって下さいね。
最近はブレーカーが落ちる事って少ないから、分電盤を触った事無い人多いと思います。
だからこそ、もしもの時に頭のすみに入れておいて欲しいのです。
お店をやっている方は特にね。
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